君に出逢って (ページ7)

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『おはよ！』

男ばかり集まって話しているところに、明るい声が響いた

『久しぶり、ヘチャナ』

HC「A〜！ほんと久しぶりだな、元気だった？」

『うん、ヘチャンも変わらず？』

HC「うん、毎日こいつらにウザがられるくらい元気」

『仲良いんだね笑』

JM「ウワサのAちゃん、はじめまして、僕はジェミンだよ」

『え？ウワサのってなに？』

HC「それは気にすんな」

『いや気になるでしょ』

RJ「ヘチャンが昔、」

HC「やめろ」

『あー好きだった話？笑』

HC「だからやめろって、」

『あの時のヘチャン可愛かったなあー、』

そう言って笑った君は、校舎の前で咲いていた満開の桜みたいに、微笑んだ

"綺麗"

『ん？どうした？』

JN「え？あ、ごめん」

なぜだか目が離せなくて、僕は君をじっと見つめてしまっていたらしい

多分これは、みんな春の桜が綺麗だと言うのと同じだ

君が桜みたいに笑うから

だから綺麗だって思ったんだ、きっと