２０話 貴方side ページ23
確か平部員の人達はランニング中だっけ？
ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ←柳から貰ったテニス部スケジュール帳
うん、そうだ。こんなに暑い中頑張るねぇ。
ちょっと、いやかなりドリンクの量が半端ないな。
どうしようか。・・・ここは自分のバランス力を信じて一片に運ぼうではないか。
貴「よいしょっ・・・とっ」
あ、かなりヤバイな。どうしよう。
？「ｸｸｯ、A、俺も手伝うからそんなに危険なことはするんやなか。」
貴「に、仁王・・・」
仁王「ほれ、両手いっぱいにのせたドリンクをよこしんしゃい。」
貴「あ、ありがとう。・・・きゃっ！！」
どうしよっ、ドリンクを手から離しちゃった！
１秒１秒が長く感じる。まるでスローモーション映像を観ているみたいに。
・バシャッ！！・
貴「ご、ごめん・・・なさい」
仁王「俺は大丈夫きに。Aは大丈夫か？」
貴「私は全然大丈夫だ！仁王は自分の濡れた所を拭いていてくれ」
仁王「Aにそないな心配はされとうなか」
貴「でもっ・・・駄目だ。頼むから仁王は仁王の心配をしてくれっ」
仁王「俺はそんなに酷い男じゃない気に。大切なオナゴは見捨てん」
貴「私は良いからっ・・・お願いだ。大切な人達に、私は・・・迷惑を掛けたくない」
仁王「・・・A、今はどんな理由があろうと取り敢えずこのジャージをきんしゃい」
仁王がそう言って出したのは仁王の予備ジャージとお思われるもの。
貴「私はいい。仁王が着ろ」
それが適切だ
仁王「駄目じゃ。A、自分の服を見んしゃい。透けとるじゃろ」
貴「・・・こんなのどうってことない」
仁王「ハァ、分からん奴じゃのう。ほれ、」
そう言って仁王は無理矢理ジャージを私に羽織らせた。
・・・優しいんだな。
貴「仁王、平部員の人達のドリンクを台無しにしてしまったから私が責任持って再度作る。だから仁王は風邪を引かないようにしてくれ」
仁王「・・・わかったきに。じゃが、絶対ジャージは着とくんじゃよ？」
貴「・・・わかった。」
仁王「ん、じゃ、俺は行くぜよ。」
そう言って仁王は部室から去った。
残ったのは私とドリンクとコップの割れた破片だけ。
・
・
やっぱり一人ぼっちは寂しいな。
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光 - そうだねー、私も、ミーハー入れてください！よろしくお願いします(・∀・) (2016年7月5日 0時) (
レス) id: a64c18af38 (このIDを非表示/違反報告)
すごく面白い！ - すごい面白いですが、ちょっとスリルがあったほうがいいんじゃないですか？ 例えば、ミーハーを入れたりしたらいいんじゃないですかね？ 一応リクエストです！頑張ってください！(*・*) (2016年7月5日 0時) (レス) id: a64c18af38 (このIDを非表示/違反報告)
苺(プロフ) - デルタさん» ありがとうございますっ！頑張りまする！ (2016年7月4日 17時) (レス) id: b02872e17a (このIDを非表示/違反報告)
デルタ(プロフ) - こんにちは！更新されるの楽しみに待ってました！これからも是非頑張って下さい！全部の小説が完結しなくてもいいと思うけど・・・この小説とチュッパチャップスガールの小説の完結をよろしくお願いします (2016年7月4日 7時) (レス) id: d7075a9689 (このIDを非表示/違反報告)
クルエル(プロフ) - 苺さん» いいですよ！！ (2015年7月11日 23時) (レス) id: a0e686486e (このIDを非表示/違反報告)
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