私は『道具』や『人形』なんかじゃない。私を誰か･･･認めてよ･･･ [立海]

１８話　貴方side ページ21

キーンコーンカーンコーン

六時間目の授業が終わった。

ってことは・・・

丸井「A〜！！部活に行くぜぃ！！」

貴「分かった！！」

仁王「ｸｸｯ、Aも慣れてきたのぅ」

いや、まだ「分かった！！」としか言ってないのだが・・・

仁王はどう解釈したのだ？


丸井「Aも仁王も遅いぜぃ！ほら、行くぞぃ！！」


そう言った丸井は私と仁王の腕を掴んで走った



・

は？ ちょっと待て、走ったって・・・

貴「丸井！！私の足が丸井のペースについていっていない！！」

丸井「そうか？ まぁ気にすんな！ﾆｶｯ」

いや、ﾆｶｯとすんなや。

しかも走りながら会話成立してるし

そして仁王、笑いをこらえるな

笑う場面じゃないだろこれ。



〜部室〜

丸井「連れてきたぜぇぇい！！・・・ってあれ？どうしたんだA？」

いや、どうしたんだの問題じゃないだろ！？

貴「私ﾊｧﾊｧ、体力ないﾊｧﾊｧ、」

心の中では普通にしているが

口に出してみると思った以上に言葉がつながらない。

丸井、呪うぞゴラァ★


幸村「お疲れA」

柳「A、取り敢えずドリンクでも飲め」

真田「A、これからよろしく頼む」

柳生「Aさん、仁王君が何か至らぬことでもしましたら私に言ってください」

ｼﾞｬｯｶﾙ「これからいろんなことがあると思うけどA、頑張ろうな！！」

切原「俺、A先輩が居たら頑張れるっす！！」


・・・さっきから軽く流していたけど、

みんな私のこと名前呼びだよな？？


言われてるこっちが照れてしまうぞ

貴「これから・・その、よ、よ、よろしくな////」

はい赤面しちゃいました〜・・・(´Д｀)ﾊｧ…


私のテンションが壊れてる



幸村「A、今度の修学旅行部活の班で割り振られるんだって」


柳「確か、四天宝寺、青学、氷帝そして我が立海は丁度部活が全て同じなんだ。」

真田「校長どうしが仲良くてな、思いつきで４つの学校で修学旅行をしようという話になったのだ」

柳生「簡単に言いますと合同修学旅行・・・ですかね」

貴「私も男子テニス部のメンバーとして参加なのか？」

切原「そんなの当たり前っすよ！！(*^^)v」

なんか嬉しい

幸村「改めてよろしくね」

貴「うん！！ﾆｺｯ」

『/////』

幸村「じゃあ、今から練習に入るからA、柳にマネージャーの仕事は聞いてね」

貴「分かった！！」


マネの仕事、頑張るぞ

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