さよなら一番愛した人【京本大我】 (ページ15)

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Episode 6 ページ15

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京本「ねぇA」

「ん？どうしたの？？」

京本「俺ね、Aに出会えて良かったって思ってるんだ」

「急にどうしたのほんと(笑)」

京本「だって、ほんとに出会えてなかったらこんなに仕事頑張ろうなんて思わなかったしこんなに可愛い彼女出来て俺ほんと幸せ者だなって思うんだよ」

あれ､､､
これって大学生の時の記憶…？？

なんで､､､

樹「ほんと、きょもと御井ちゃん仲良いよね～何年目よ(笑)」

「ん～何年だ？？」

京本「さぁ(笑)6年ぐらい？」

樹「いや適当だな！！！」

懐かしいなぁこんなやり取りしたな
ほんと今付き合って何年ぐらいなんだろ……

いつしかいるのが当たり前みたいになってお互いの仕事が忙しくなったから記念日っていう記念日をお祝いすることはなくなったんだよね

でも……

京本「A！24歳おめでと！！」

森本「おーめでとうございまーす！！！」

ｼﾞｪｼｰ「ハッピーハッピーハッピーターンAHAHAHA!!」

松村「全っぜん面白くねぇ！！……おめでと」

樹「あんなちっちゃかった御井ちゃんがもうこんなに大きくなったなんて…」

髙地「いや、仮にもお前らより年上だからな？(笑)改めて！お誕生日おめでとうございます」

毎年こうやって私の誕生日にみんながお祝いしてくれほんとに楽しかった

YouTubeの撮影で旅行行く時とかも私は同行できないから1人でお留守番とかだったことがあったんだけど寂しくならないようにってテレビ電話つけてくれたり

ほんとに、ほんとに優しい彼氏でした

あれ、てかこれ
走馬灯ってやつなのかな……

あ、私死ぬの？？
最後に何も言えずに？
やだ､､､それだけはやだよ､､､

最後ぐらい我儘言わせてよ……

「大我……大我に会いたい…よぉ…」

京本「大丈夫、俺はすぐそばにいるよ」

嘘ばっかり、傍になんか居ないよ

京本「A…、頑張って頑張ってこっちに戻ってきて」

「誰なの…、ほんとに……ほんとに大我なの…？」

京本「そうだよ、ほら……頑張って」

今まで見ていたのが全て夢のように消え去り目を開く
まだ、意識がちゃんとしてないから分からないことが多い

でも、一つだけわかるのは私の手を大我が握ってくれているってことだけはわかった

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