家族ごっこ (ページ4)

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3年前。ページ4

翔side

ふぅー、疲れた。

今何時だ、って携帯電源切れてるし

家に帰ったら、風呂に湯をはって、洗濯物もそろそろしないと、あ、明日可燃ごみの日だ、冷蔵庫の中整理しよ、明日大事な会議があるから書類まとめとかなきゃ、やべ、社長に明日の時間伝えるの忘れてた電話、電話、、、電源切れてるんだった。

運転手「お客さん、着きましたよ？」

翔「あ、すみません、これでお願いします」

運転手「はい。お疲れのようですね、」

翔「あ、はい、ちょっと笑」

運転手「これ、1つどうぞ？」

翔「あ、ありがとうございます///」

運転手「いえいえ、頑張ってください、ありがとうございました。」

翔「ﾍﾟｺ」

なんか、照れくさいな、こんなの貰うのいつぶりだろ。

可愛い絵柄のいちごの飴玉

俺には少し甘すぎるくらいだ。

でも、少し元気になったきがする。笑笑

ｶﾞﾁｬ

翔「ただいまーって誰もいねーけど。」

あ、充電しなきゃ。

ポンッ

充電し始めて少ししたあと画面が白く光った

開くと･･･

翔「不在着信が…5件？！」

やば、社長かな？？

翔「･･･ん？」

知らない番号からの電話。

いや、怖い怖い

ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

翔「っっ！！」

また同じ番号からの電話だ

翔「･･･はい。櫻井です。」

？「何度もすみません。私は桜ヶ丘総合病院の奥村というものです。」

翔「え？はい。」

いや、知らない番号より怖い怖い

奥村「これから病院の方へ来て頂くことは出来ますか？」

翔「え？どういうことですか？」

奥村「あの、櫻井さんの弟さんの智也さんが事故にあっていま危険な状態なんです。なので、至急きていっ」

翔「あ、はい。今から行きます！」

ぷつっ

んーーーーとりあえず、病院に行こう。

ここで悩んだってなんにもなんないからな

よし。あ、鍵、カギわすれてた。もういいや。

あー靴下ぬいでしまってたんだ。もういいや。

やばい、てんぱってるよ。

静奈は大丈夫なのかな。あ、あそこ子どもしたよな。和也君だっけか。大丈夫なのかな。

赤信号がいつもより、長く長く、長く感じた。