キンプリが大変！

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永瀬side




楽屋に戻ってきたんはええけど...



やばい、また吐き気が...



紫耀にバレてしまい俺はトイレに向かった。




ドンッ



下を向いて歩いていたから人とぶつかった。


『 すいませんっ...うっ 』



ぶつかった衝撃で吐き気が込上げる。



勝利「 あれ？廉？って大丈夫！ 」


ぶつかったのは勝利だったんや。


健人「 勝利〜？何やってんの〜？帰るよ〜？って誰？どうしたの？ 」



健人くんも居ったんや。



挨拶すらできない状況。



勝利「 廉？もしかして吐きそう？ 」



頷くので精一杯。


健人「 廉だったのか。我慢しなくていいから出しちゃいな。 」


健人くんの優しい声と勝利が背中をさすってくれるので、今まで耐えてたのが逆流してきた。





『 ...すいません、もう大丈夫です...。 』


暫くして落ち着いた俺はやっと声を出すことが出来た。


勝利「 楽屋に皆いるの？ 」


『 紫耀と海人...たぶん昼のお寿司が当たったんやと思う。だから、2人も... 』



健人「 まじか。じゃあ、今日みんな俺ん家おいで。勝利も来れる？ 」


勝利「 うん。 」


『 いやでも、迷惑ですし... 』


健人「 大丈夫、大丈夫。勝利、片付け頼んでいい？俺廉連れて楽屋行ってくる。 」



勝利「 は〜い。 」



『 あのっ、俺やりますっ。汚いし... 』


勝利「 いいから。先輩に甘えなさい！ 」


『 ありがとうございます... 』



健人くんと楽屋に行って、気づいたら健人くんの家にいた。



俺は殆ど吐き気は無くなったけど、次は腹痛に襲われた。



トイレとソファーの行き来を繰り返す。


紫耀は割と落ち着いているらしく、海人の看病を手伝ってる。



海人は...吐き気が酷いらしく、ずっと真っ青で袋を抱えてて辛そう...



1番食べてたもんな...

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