反論 ページ34
Aside
確かに元友人の言う通り、29もの大の男が、私の言葉一つ一つに細かな反応を見せる。
ほんの少しだけ面白く感じる。
そそると言うより…興味深い。
観察対象というか。からかいがいのある犬って感じ。
まぁ、とにかく少しだけ気に入った気がする。
安「…本当に知らないんですか?知ってますよね。絶対。」
うん。知ってる。
『本当に知りませんってぇ〜』
ポアロに付けば私達2人だけの空間が訪れると思えば、そこには眼鏡の奥を光らせる主人公。
なるほどね。さっき。ちょっと待ってて下さいね。って言った意味はこれか…
そうやって自分側を増やすなんてずるいよ。
『あれ?コナン君だぁ!!どうかしたの?』
首を傾けて聞いてみる。
コ「…とぼけなくていいよ。お姉さん。お姉さんは何を知っているの?」
原作。
雰囲気変えてそう言うの言わないでよね。
『とぼけてなんかないよ?それとさぁ、コナン君が何でいるの?安室さんから何か聞いたってことだよね。例えば公安の降谷零…とか?クスッ。
でもさぁ、私にはちょっと難しくて分からなかったけど、コナン君は分かってるって事だよね。
あ!それとさコナン君こそ何を知ってるの?
人に聞く時は、まず自分から…だよねっ?コナン君♪
後さコナン君って何歳だっけ?まるで大人みたーい!』
相手の反論するすきを与えない。
常識だよね。
コ「ッ!? やだなぁ、僕は小学一年生だよ!!」
見兼ねたトリプルフェイスが仲裁。手助け。
安「なら、質問を変えましょう。貴方は組織を知っていますか?」
『組織?人間の体についての組織ですか?』
少しおどけた口調で言ってみる。
すると、私の腕をゴリラ力で強く握るトリプルフェイス。
安「ふざけないでください。貴方には答える義務がある。」
嫌、ねぇよ。
手首の痛さに笑顔が崩れかける。
このままだと、いつか手首の骨が砕ける。
だけど、ここで私が強い。という事が彼らにバレてしまったら。もっと面倒になる。
それに、強いのはA。ろいじゃない。
少しならと言う思いで閉じていた口を開く。
大丈夫。私はろい。
Aには関係ない。
私の正体をばらして私にはデメリットが増えるだけ。
本当は君達の面倒事なんて付き合いたくない。
そこを理解してね。主人公君とトリプルフェイスちゃん。
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ちーず(プロフ) - めちゃくちゃ好きな設定で最高 (8月29日 9時) (レス) @page4 id: 931460b590 (このIDを非表示/違反報告)
桜丸 - この作品好きです!主人公の性格めっちゃ好きです!これからも頑張ってください! (2022年11月1日 22時) (レス) @page5 id: 75df0a1d2c (このIDを非表示/違反報告)
ラル(プロフ) - 横から失礼しました。 (2022年9月23日 20時) (レス) id: 09a4f848a1 (このIDを非表示/違反報告)
ラル(プロフ) - 原作を守るのは確かに大事ですが主さんの夢主がどうこう言われる筋合いは無いと思います。嫌なら見るなとは言いませんがせめて批判ではなくアドバイスとして言ってあげてはどうでしょうか? (2022年9月23日 20時) (レス) id: 09a4f848a1 (このIDを非表示/違反報告)
ラル(プロフ) - タグを悪女じゃなく 悪女主にしたら相手にも伝わりやすいんじゃないですか?私はこの夢主大好きです! (2022年9月23日 20時) (レス) id: 09a4f848a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:CAROL | 作成日時:2018年8月21日 2時