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〈赤の扉1〉 ページ6

沖田side
近頃、隊士達の様子がおかしい。
今までは獲物を待ち続ける蛇のようだった目が、近頃じゃ自ら獲物を追いかけ、狩りに行く狼のような鋭い目をしている。
これ自体は変化として悪いことじゃないのだが。やはり、今まであんなだった隊士達が急にこれでは何かあったのかと不安になる。

思えば数ヶ月前から山崎も少しおかしくなっていた。むしろそこから広がって言ったように感じる。
となると原因は山崎か?
少し、探ってみてもいいかもしれない。
そんなことを考えていると外が騒がしいことに気づく。そういえばもう昼飯の時間だ。そろそろ食堂に行こう。そこで山崎に聞いてみるのもいいかもしれない。

廊下を歩き、食堂につくと既に食事を始めている隊士は結構いる。これだけ居るのだから山崎も居るだろうと思い、食堂全体を見てみる。
が、何故か山崎はいない。観察には行ってないはずなのに。まぁいい。後で探せばいい。そう思い、食堂のおばちゃんに飯をもらってから席につく。
やはり、ここの飯は美味しい。こんだけの人数分を作ってるとは思えない程クオリティが高い。流石真選組に雇われてるだけはある。

食事も食べ終わり、山崎を探しに食堂の外へ行こうとすると丁度山崎が食堂に来た。
ちょうどいい、部屋に後で来るよう言いつけとこう。
「おいザキ。ちょっと話がある。後で部屋に来てくだせぇ」
「え、お、俺なんかやらかしましたか…!?わかりましたけど…」
山崎は少しキョドった様子で返事をし、他の隊士と一緒に食堂へ入ってった。
やっぱり山崎が怪しいかもしれない。
✄−−−−−−キリトリ−−−−−−✄
食堂のくだり少し捏造入っちゃってて申し訳ないです…すみません!

〈赤の扉2〉→←黒の扉(番外編)



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作者名:すもも | 作成日時:2019年3月18日 1時

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