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21話 ページ28

『ん…ここは…』《あれ…何してたんだっけ…》

辺りを見渡すと見覚えのある景色と水樹が居た。

『水樹…!!?』

「ああ、Aおはよ」



『ヤダッ!来ないで…!!』




「何もしないからそんなに怖がらないでよ…それより覚えてないの?」



『な、何を…?』


「本当に覚えてないの?
昨日、輝くんにあんな事されたのに」


腰を撫でられると痛みが走った



『痛ッ…!!』

その痛みで昨日の事を全て思い出した。



『なんで…なんで…どうして輝はあんな事…輝があんな事をするはずがッ…輝じゃないよね輝じゃない輝じゃない…絶対に輝じゃない…!!』


「現実を見ろよ昨日、Aを犯したのは輝くんだよ」


『信じない信じない信じない!!!!だって親友じゃないか…幼馴染みじゃッ「輝くんはねェお前を友達としてなんて思ってなかったんだよ
お前を犯したくて犯したくて仕方なくてお前の眠ってる間にぶちまけたり頭ん中ではお前を汚しまくってた。そして昨日その念願の夢が叶ったんだ
でも、こんな事をしてしまったらもう友達には戻れないってそのままお前を置いて出て行った」嘘だ…絶対…絶対嘘だ…よ…』

『そ、そうだ…輝に…輝に電話すれば…嘘だってすぐに!!』


輝に電話をかけようと急いで
画面をタップした。

《早く…早く…》


けれど
ケータイから聞こえたのは輝の声では無かった


〔この電話番号は現在使われておりませんもう一度お確かめになって…〕


「あれ?電話に出ないの?
もしかして縁まで切っちゃった?ヤるだけヤッて満足したから捨てたのかなぁ?」


『うわああああああああああ』


悲しくて悲しくて辛くて辛くて涙が止まらなかった

涙で霞んで前が見えない…



「可哀想なA可哀想なA
親友にこんな事をされるなんて…」



ポンと手を置かれ優しく頭を撫でられた


『水樹ッ…』


あんな事をされたのに
水樹を求めてしまう…




「俺ならAを捨てたりしないよ」




『あぁ水樹っ』


僕は水樹に抱きついてしまっていた



僕は可笑しくなってしまったのだろうか


『水樹…水樹…僕を独りにしないで…』



「しないよ死ぬまで一緒だ離さない」









もう、逃げられない

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希夢(プロフ) - 詠仁さん» 書いていて凄く恥ずかしかったですが楽しかったです。ありがとうございます!是非お願いします。それといつもコメントありがとうございました! (2016年8月8日 2時) (レス) id: 1cfb0161bb (このIDを非表示/違反報告)
詠仁 - 腐ってるけどね? なんかさ、輝君落ちendは少し心が浄化された気分…〈腐ってるけど!〉更新お疲れ様でした。オイシイ小説だったので完結が寂しいです… 新作ができたら是非読もうと思います! あらためて完結おめでとうございます! (2016年8月7日 22時) (レス) id: 4d0856fca1 (このIDを非表示/違反報告)
希夢(プロフ) - 詠仁さん» こちらこそ感謝感激ですよ!こんな文章力の無いもの読んで頂けて(T_T)本当にありがとうございます! (2016年8月4日 21時) (レス) id: 1cfb0161bb (このIDを非表示/違反報告)
詠仁 - ニヤニヤが止まりません。どうしてくれるんですか← ってのはまぁ置いといて、素晴らしい物をありがとうございます。感謝感激です。これで水樹君とのウフフな方が見れて感情が高ぶってるので少し文可笑しいカモですが気にしないでください。 (2016年8月4日 18時) (レス) id: 4d0856fca1 (このIDを非表示/違反報告)
希夢(プロフ) - 神田君さん» 家の引っ越しとかでバタバタしそうですが頑張りますね(`・∀・´)ありがとうございます! (2016年8月4日 3時) (レス) id: 1cfb0161bb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:希夢 | 作成日時:2016年7月26日 3時

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