我らこそヴィラン (ページ14)

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やっべぇ.... ページ14

一息ついた後オレはミスターの元へ向かおうとした。

『逃れられないのか....それが本当か聞くしかねぇ！』

オレは勢いとノリでエレベーターに乗り、ミスターの部屋へと向かった。

『ミスターー！！！』

ミスターの部屋の扉をバタンっと開け大声でミスターを呼んだ。
だが、そこにはミスターではなくスキャターがいた。

ス「び、ビックリしましたよ、Aさん...ミスターでしたら、談話室に皆さんとお話ししていますよ。よかったら案内しましょうか？」
『あ、、はい、ありがとうございます...』

スキャターがいるとは思わず内心やっちまったと思った。

スキャターに談話室まで着いていく。

『ミスターの部屋のドアって大きいですよね。オレの部屋も...』
ス「まあ確かにそうですよね、私も最初は思ってました笑今はもう慣れたんですけど。でもここの館の一つ一つの部屋は広いですからね！特にAさんの部屋は広いんですよ！！談話室並みに！！！」

スキャターは目を輝かせながら話した。

『そうなんすね...確かにオレの部屋凄い広かった気がする』
ス「私もそれぐらい広い部屋がいいなぁ、なんて思ったりするんですけどね笑あ、着きましたよ！ここです！」

スキャターと話しているとようやく談話室に着いた。

『談話室のドアを大きいな...』
ス「ここにミスターがいます！あと、皆さんも揃ってるはずです！」
『皆さん...？？？』

ガチャ

大きな扉が開く。

ス「ミスター！Aさんが呼んでましたよ！」

スキャターに続いて中を見るとそこには、ミスターの他に妙な人達がいた。

『あれ、あの2人って...』

そこには見覚えのある2人がいた。

ミ「お、A丁度いい所に！これから呼ぼうと思ってたとこなんだよ」
『確か、ジャックとエイトフット...？』
エ「よお、名前覚えててくれてたんか。ウレシーなぁ」
ジャ「良かった！僕の名前も覚えててくれてたんだね！もう、お前とか言っちゃダメだよ！！後、''案外''って言葉も無し！」
?「ねえ、ミスターこの子があの例の？」
ミ「ああ、そうだ。さあ、A。此方へ。」

ミスターがオレに手を差し伸べる。

ス「さ！Aさん！」

スキャターに背中を少し押されミスターの元へ。

ミ「紹介しよう。コイツらがヴィランズの手下達だ。」

談話室に集まったヴィランズの手下達。
幼馴染が好きなヴィランズの手下達はオレの近くにいる。

『...やっべぇ』

オレはその時改めてヤバイとこに来たと思った。