我らこそヴィラン (ページ12)

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同じ名前が2人!? ページ12

『うわあああああああああ！！！！』

ﾊﾞﾀｯｯとオレは地面に落ちた。

『いってぇ....あ、なんだここ』

月明かりに照らされ起きる。

『また変なとこきたぞぉ...アイツ(ジャック)...ただじゃおかねぇ...』

ジャックに怒りを覚えたオレは周りを見る。
そこは何とも不気味で。
沢山のお墓があった。

『ま、まさかだけどここ...』
「バァ！！」
『ぎゃあああああああああ！！！！！！！』

オレは後ろから誰かに驚かされた。

『だ、だれ...あ、お前！！』
「やぁ！君、ここにきたんだね！さすが！！」

ニコニコで拍手するそいつはこの世界にオレを連れてきた張本人。ジャックだった。

ジャ「というか、僕のことはジャックって呼んでよ！」
『うるせぇ！！よくもオレをこんなとこに！！』

オレはジャックの胸ぐらを掴み言った。

ジャ「まあまあ落ち着いて！！僕もわざとじゃなかったんだよぉ〜！」

ジャックは焦りながらAを落ち着かせた。

『ったく...わざとじゃないってジャックがここに連れてきたんじゃねぇのかよ』
ジャ「違うんだ！本当は僕の夢の中に連れて行こうとして、ずっと待ってたんだけどなかなか来ないから、すっごく探してそれでここに...」
『変なとこに連れて行くのは変わらないんだな。』
ジャ「変なとこって...とりあえず僕は失敗しちゃったってわけだ！！ここにいるとミスターにバレて怒られそうだから帰ろうか！」
『え、そんなあっさり帰れるんすか？』
ジャ「うん、僕がいればどこにでも行けるし、元の場所にも帰れるよ！」

案外早く帰れる事に少し落ちついた。

?「君たちは誰だい？」

後ろから誰かに話しかけられた。

『じゃ、ジャック...ここってさ墓地ぃ..だよね？』
ジャ「後ろに誰かいるね！」

2人は後ろを向いた。

『す、すす...スレンダーマン....？』
?「ん？君達見かけない人だね。どこから来たんだい？」
ジャ「ど、どうもー！僕の名前はジャックハート！そしてこの子がAだよ！ワンダーランドから来たんだ！」
『ど、どうもー...』
?「君もジャックなのかい！！僕もジャックさ！！よろしく、ジャック！とA！」
ジャ「これは偶然！！仲良くしよう！！」
『2人ともジャックってなんか頭おかしくなりそう...』
ｼﾞｬ「確かにそうだね笑どうだい？これからお茶でも」
ジャ「是非！と言いたいところなんだけどもう僕達帰らなくちゃ」
ｼﾞｬ「そうなのかい？せっかく町のみんなにも紹介しようと思ってたのに...」

すると、