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第4章*1話 ページ40

翌日…

俺は今日から八乙女事務所所属のアイドルだ。

アイドルと言っても、まだデビューもしていないので、なんとも言えないが…

ちなみに八乙女事務所は寮制ではないから、引き続き八乙女さん、いや、八乙女社長のご自宅にお世話になることになった。

そこで今日からアイドルになるために、歌、ダンス、方向性などを決めていく予定だ。


八「そういえばお前、なんと呼べばいいんだ?」

『あー…。おそらく自分のであろう名前は知っているんですが、違和感が…(苦笑』

八「そうだな…。髪と眼の色が藍緑色に似ているから、藍(ラン)でどうだ?」

『藍…。好きです。それ!』

八「そうか。気に入ったならよかった。これから藍と呼ぶ。芸名もそれでいいか?」

『はいっ!』

嬉しい。自分の名前があるのがこんなに嬉しいなんて…

八「方向性に関してはやってみないとわからんしな。とりあえず明日から歌、ダンスのレッスンだ。いけるな?」

『もちろんです!全力で取り組ませていただきます。八乙女社長!!!』

八「家でその呼び方はよせ。」

『えと、なんとお呼びしましょう…宗助さん?』

八「!?」

『あっ!すみません馴れ馴れしいことを…今まで通り八乙女さんと呼びm…』

八「…それでいい。」ボソッ

『え?』

八「それで構わないと言っている!」

『はっ、はい!じゃあ宗助さんとお呼びします!』

八「ああ。」


八乙女さ、宗助さんは俺に背を向けたままそう言い、こっちを向いてくれなかった。
心なしか耳が赤いような気がした。


『宗助さん。宗助さ〜ん?そ、う、す、け、さ〜ん?』

八「うるさい!何度も呼ぶな!聞こえている!」

『聞こえてるならこっち向いてくれてもいいじゃないですか〜!』

八「このままでも話はできるだろう!」

『え〜…』


最後まで宗助さんはこっちを向いてくれなかったけど、お互いが名前呼びになったことで距離が近くなったような気がした…



***+***+***+***+***+***

お久しぶりです!作者です。

第4章スタートしました!時間がかかってしまい、すいません。

最近アイディアは浮かぶのですが、それを文章に起こすのが難しくて…

これからも精一杯書くつもりなので、よろしくお願いします!

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琥珀 - 面白いです!!次のの更新遅くても待ってます! (2016年9月19日 20時) (レス) id: 644796dea0 (このIDを非表示/違反報告)
蘭華(プロフ) - 輪廻さん» お久しぶりです!いつもいつもコメントありがとうございます(´;ω;`)ウッ…更新遅くなってしまい、すいません(汗)応援ありがとうございます!頑張ります! (2016年8月31日 19時) (レス) id: 266261163a (このIDを非表示/違反報告)
輪廻 - お久しぶりです! 八乙女社長の優しさに泣きました。 これからも頑張ってください!続き待ってます(^ ^) (2016年8月30日 23時) (レス) id: 3299528793 (このIDを非表示/違反報告)
蘭華(プロフ) - 輪廻さん» ありがとうございますううう(´;ω;`)ウッ…頑張ります! (2016年8月26日 18時) (レス) id: 266261163a (このIDを非表示/違反報告)
輪廻 - 続き楽しみにしてます! 頑張ってください!(笑) (2016年8月26日 3時) (レス) id: 3299528793 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蘭華 | 作成日時:2016年7月11日 21時

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