35席目 ページ37
謎にたかぶった私の感情がおさまった頃
降「少し真面目な話をするよ…。明日真和には、警視庁で事情聴取を受けてもらうけど、昨日の事は覚えてるか？」
昨日の出来事…。
そういえばあの時、何故か頭は冷静で鮮明にその時の状況を覚えてる。
でもナイフを突き刺された瞬間からパニックを起こしてからは記憶が曖昧で。
貴「多分…大丈夫です」
降「昨日、僕が現場に赴いた事は伏せなくてはいけない、だから君の証言に僕の存在を消してほしいんだ」
貴「…えっ、助けてくれたのが安室さんでもダメですか？」
降「なるべく公安以外の警視庁と関わるのは避けたい」
貴「…明日は降谷さんもいますか？」
降「僕は安室として君に尽きそうつもりだよ、聴取中は別室で待機してる」
貴「そうですか…、ならっ大学に連絡いれなきゃ！」
降「それも警察から連絡が入ってるはずだよ、心配しなくても単位も取れるよう手配済みでね」
貴「そんなこともできるんですか！？…チートじゃん！」
お腹がふくれて食器を片すと降谷さんはお風呂に向かっていった
貴「みんなどこいったの〜？…あっ荷物片付けないと」
持ってきた荷物を開けて取り出して。
さっき教えてもらった私の仮部屋で荷物を広げたけど、さすがにちょっと殺風景なお部屋。
そうだ昨日血で汚した降谷さんのスーツ、戻らないかもしれないけど洗濯しなくちゃ。
たしか私の服も紙袋に入ってたよね…。
なければ降谷さんに聞くとして、服を探しに部屋を出てリビングに向かおうとすると…
降「あっ…」貴「はっ…」
目の前には腰にタオルを巻いて。
剥き出しの腹筋、濡れた髪に、風呂上がりのちょっと火照った肌が飛び込んできて…。
貴「…なんで服着てこないんですか、もうっ！！」
降「いつもの癖で着替えを取り忘れてて…リビングにいるだろうから、こっそり出てこようとしたんだけど…ごめん」
滲み出る色気が心臓に悪い
でももうちょっとだけ見たい、顔を覆った指の間からちょっぴり覗くと。
降「こら覗くな変態っ、逮捕するぞ」
貴「やっぱ男の人の筋肉って惹かれますね降谷さんの肌は色黒だから余計に色気が漂ってて…もう眼福でふっ！！」
降「…付き合った初日に犯、されたくなかったら、テレビでもみて待ってろ！」
貴「ひ、ひゃい！」
頬をむにゅっと掴まれ、彼からあるまじき言葉が発せられたので大人しくテレビを見ることにした。
心臓がうるさい…私は想像以上に彼に惹かれてるらしい。
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イアデビル(プロフ) - めっちゃ！すごく！面白いです！幽霊になった警察学校組めっちゃ好きです！！更新待ってます！頑張ってください！応援してます！ (2020年4月5日 19時) (
レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
とりまおさん(プロフ) - 颯さん» お世辞でもありがとうございます！今は降谷ターンなので今後期待してて下さい笑笑。これからも頑張ります！ (2019年9月14日 17時) (レス) id: 0f6891f386 (このIDを非表示/違反報告)
颯(プロフ) - 面白い！もっと4人出た方がこの話の個性が出てていい気がします！ (2019年9月14日 17時) (レス) id: 20ceef7687 (このIDを非表示/違反報告)
とりまおさん(プロフ) - さちさん» さちさん見捨ててなかったんですね！！感動です、ありがとうございます！頑張って完結させます！ (2019年8月28日 21時) (レス) id: 0f6891f386 (このIDを非表示/違反報告)
さち - やっぱりおもしろいです。続きが待ち遠しいです。よろしくお願いします。 (2019年8月25日 21時) (レス) id: eee5492700 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とりまおさん | 作成日時：2019年7月26日 21時
