セーブデータ159 in談話室 ページ35
貴「ふぁ……ふ……」
微妙に濡れた髪の毛をタオルでわしゃわしゃと拭きながら欠伸をする。
一杯水飲んでから部屋に戻ってランク戦でも行こう……
そう思いながらも、眠たさで瞼は言うことを聞いてくれずに、何回目を擦っても落ちてくる。
すると、談話室から女子の声が聞こえた。
貴「はえ〜、キミたちまだここにいたのね」
八「あら、Aさん！」
そこには女子全員が揃っていて、何故か麗日が宙に浮いているという非常に意味の分からない状況だ。
まぁなんかあったんだろうな、ということだけは察しておこう。
貴「何か話してたの？麗日が宙に浮いてるけど」
芦「麗日の恋の話〜！」
芦戸の話を聞いて納得した。
麗日は前から見てても時々壊れてたけどピュアという心の持ち主だから、恥ずかしくなるんだろうな〜。
貴「そうかいそうかい、じゃあ私は水飲んでから部屋に戻るよ」
そう言ってまだ乾かない髪の毛を乱雑に拭きながら食堂へ足を進めようとすると、突然八百万が私のことを止めた。
八「Aさん！その拭き方では髪の毛が傷んでしまいます！」
貴「うおっ！？」
腕を引っ張られて、ソファに座らせられる。
八「ほら、絡まってしまってるじゃないですか……Aさんも女性ならばもう少し髪を大切にするべきでは？」
貴「えー、そんなことどうでもいいじゃないか……まぁ切るの面倒臭いから伸ばしてるんだけど」
葉「ダメだよAちゃん！女の子はちゃんと自分を磨かなきゃ！！」
うんうんと首を縦に振る女子たちに何も言えずに、そのまま八百万に髪の毛を優しく拭かれる。
蛙「じゃあAちゃんも髪の毛が乾くまで一緒にお話しましょ」
貴「しょうがないなぁ……」
このまま待ってるのも暇だから、私は女子たちと話すことにした。
と言っても、話す内容なんてたかが知れてるが……
耳「それで、Aは好きな人できたの？」
貴「本当にキミたち飽きないね……」
本当にこういう時に女子は恋バナというものをしたくなるのだろうか。
修学旅行もまともに行ったことがない私にはよく分からない謎だ。
貴「別に、いないよ。林間合宿の時と同じさ」
恋愛はゲームだけでいい、と後に付け足した。
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ウミユリ(プロフ) - ぽくぽさん» 大変返信遅れてしまい申し訳ございません！！(通知こなかった)ありがとうございます！！叫びを糧に頑張って更新しますよォ！\(*°∀°*)/ (2019年8月6日 11時) (
レス) id: 5ed447aa8e (このIDを非表示/違反報告)
ぽくぽ(プロフ) - わあああああああああああああああああああああ！！！続編おめでとうございますぅぅうううううう！！！！いやぁいつも日課として見させてもらってます！！なんかこっちも嬉しいです！頑張って下さい！応援全力で叫びながらしてます！！← (2019年8月1日 21時) (レス) id: 438a920bc0 (このIDを非表示/違反報告)
ウミユリ(プロフ) - ぽくぽさん» いえいえ、フォロー待っております(*´ｰ`*) (2019年7月21日 23時) (レス) id: 5ed447aa8e (このIDを非表示/違反報告)
ぽくぽ(プロフ) - 優しい心をお持ちで‥！探してフォローします！わざわざありがとうございます！ (2019年7月21日 23時) (レス) id: 438a920bc0 (このIDを非表示/違反報告)
ウミユリ(プロフ) - ぽくぽさん» 大丈夫です大丈夫ですwまだTwitterやってますよ！今は全然ツイートしてないですが……w(果たしてそれはやっていると言えるのか)Twitterはこちらです('ω')@umisan_1017 (2019年7月21日 23時) (レス) id: 5ed447aa8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウミユリ | 作成日時：2019年1月4日 20時
