トラブルメーカーは編入してトラブルヒーローになるらしいです【ヒロアカ】 (ページ34)

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第三十二話　自信を持ってページ34

夏木、夏都「「失礼しまーす。」」

貴方「し…失礼します…。」

ビクビクしながら入った校長室には根津先生がいた。かわいいな…。←

根津「やぁ！初めましてAさん、夏木さん、夏都さん！」

夏木「何の話ですか？」

根津「ヒーロー科の編入の話だよ。Aさんをヒーロー科に迎えたいんだ。」

三つ子「え？」

貴方「え、あ、ちょ、ちょっと待って。私がヒーロー科？無理無理無理…こんな私がヒーロー科なんてそんな…。」

夏木「入ろうよ。A。ヒーロー科に。」

貴方「え？」

夏都「Aなら大丈夫だよ。ちっちゃい頃に憧れて頑張ってたんだから。」

夏木「そうだよ。自分に自信持って。ね？」

貴方「自信を持って………。」

心操『もっと自分に自信持てよお前。』

貴方「…………。」

表彰式の前に心操くんが言っていた言葉が頭をよぎった。

毎回言ってた気がするな…。
初めて会った時も…。

自分に自信を持つ…。

もし…あの頃の夢がまた見れるなら…。

今ついているこの枷が軽くなるなら…。

貴方「……入ります。ヒーロー科。」

まだ、その夢を見ていたい。

その夢にしがみついていたい。

私が私でいれるように。