トラブルメーカーは編入してトラブルヒーローになるらしいです【ヒロアカ】 (ページ24)

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第二十二話　緑谷くんVS紅白頭くんページ24

貴方「緑谷くんと紅白頭くんの試合だね…。」

心操「そうだな。」

貴方「心操くんは緑谷くん応援するよね？」

心操「応援か…してやってもいい。」

貴方「応援しなよ。キミ試合終わってから緑谷くんで遊んでたの知ってるからね」←

心操「遊んでない。」

両者体育祭でトップの成績って言ってたな、あの解説の人…。

マイク「スタート！！」

始まってすぐに紅白頭くんの大氷結。
でも指を弾いて風を起こして防ぐ緑谷くん。

貴方「うわぁ…緑谷くん…指…。」

緑谷くんの弾いた指はえげつない事になっていた。
大丈夫かな…あれ…。

何度も激しい攻防が繰り広げられる。
緑谷くんの指や左腕はボロボロだ。

貴方「二人共…すごいや…。」

紅白頭くんのトドメの氷結。
かと思いきや、また緑谷くんが風を起こして防いだ。
あの壊れた指で。

緑谷「全力でかかってこい！！」

そっか、あの時、紅白頭くん言ってたな。
『クソ親父の個性なんざ使わずに1番になることで、奴を完全否定する。』って。

紅白頭くんは緑谷くんに向かっていく。
さっきより明らかに鈍ってる…。
緑谷くんは向かってくる紅白頭くんに対してお腹に思いっきりパンチした。
紅白頭くんはモロにくらって後に飛んでいく。

また激しい攻防が繰り広げられ、緑谷くんの手はボロボロになっていく。

緑谷「君の…！力じゃないか！」

その言葉が紅白頭くんの心を動かしたかは分からない。
紅白頭くんは左の炎を使った。

貴方「ホントにかっこいいよ。二人共。」

私には一生越えられない壁だな…。

結局、緑谷くんは紅白頭くんに負けた。

次、私か。

貴方「心操くん。行ってくるね。」

心操「さっきより取り乱してないな。」

貴方「うん。あの二人に負けられないなって！」