最初の訓練相手 ページ14
─交渉成立したステインと共に保須にきた。
ヒーロー殺しとしての仕事があるステインはA達を置いてビルから飛び降りた。
｢やっぱ･･･合わないんだよ根本的に･･･ムカつくしな、黒霧脳無だせ。
俺に刃ァ立ててただで済むかって話だ、ブッ壊したいならブッ壊せばいいって話･･･ハハ｣
黒霧は無言でワープゲートを作り、そこから三体の脳無が出てくる。
コウモリの様な翼の生えた脳無と、黒くガタイが良い脳無、ひょろっとした四つ目の脳無。
｢あんたの面子と矜恃、潰してやるぜ大先輩｣
脳無が死柄木の指示で街へ人々に攻撃を仕掛ける。
分かっていた事だが、民間人老若男女問わず向ける荒い攻撃。
少しだけモヤついた気持ちでそれを眺め死柄木の元に寄る。
『死柄木、ちょっと運動しに行ってもいい？』
｢Aが行きたいならいいぜ、俺は高みの見物といくさ｣
ステインに簡単に負けてイラついていたのだ。
Aは少し前に用意して貰った黒い猫の仮面を付け、髪を後ろに括る。
『ありがと、行ってくるね』
殺しはしない。
相手はヒーローに絞っての戦闘訓練目的だ、少しでも強くなって役に立つために。
Aは救護活動中のヒーローの元へ向かって硝子の階段を作って降りて行く。
そうして上からナイフで攻撃。
｢ぐあっ!!｣
｢な、大丈夫か!?敵か!?｣
最初の一撃目は成功、斬りかかった相手のヒーローは首から肩を斬りつけられ膝を付き傷口を抑えている。
仲間のヒーローが庇う様に彼の前に出ると針鼠の様に体から針が出てくるとAに向かって飛んでくる。
これぐらいなら硝子の防壁を作れば防げる。
Aはカーテンの様にぶわりと硝子の壁を出現させ攻撃を防ぐ。硝子に針のぶつかる反響音。
硝子は作り出す度に熱を持っているので断熱素材の手袋をはめている。
服の方は時間が無く普通の物だ。
硝子の手裏剣、ナイフを使いながら針使いのヒーローを追い込みつつ負傷したヒーローにも攻撃をする。
かなり手こずったが針の男に蹴りを入れると先程防壁に使った硝子と落ちている針を使う。
変形させれば灼熱の
男をその中に閉じ込めると、どうやら自分の針でもダメージを受けるらしい閉じた瞬間悲鳴が上がる。
｢スティングっ!!｣
『急所は避けてるから安心しなよ』
針は手足に刺さる様にしてある、負傷してずっと動けずにいた方の男に頭に蹴りを入れ気絶させた。
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アマドコロ(プロフ) - 46さん» コメありがとうございます！そう言ってくれると凄く嬉しいです！頑張りますっヽ(；▽；)ノ (2019年12月29日 8時) (
レス) id: b3afbd7d01 (このIDを非表示/違反報告)
46(プロフ) - いつも楽しませてもらってます！イラスト見ました！アマドコロさんが描くミニキャラ個人的に大好きです！色の塗りかたとかも、凄いです！イラストの方も、小説の方も、頑張ってください(*´ω｀*) (2019年12月29日 0時) (レス) id: 06efcbf80c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アマドコロ | 作成日時：2019年10月31日 19時
