ヒーロー殺し ページ11
─最近白崎家の蔵の地下から物が崩れ落ちる音、割れる音や投げつける音がする。
恋歌の父、景吾の研究が上手くいっていないようだ。
嫌われているAにはどうする事も出来ない。
手を貸そうとすれば逆に反感をかう。
一方、母の詩は親離れされて寂しい、共に過ごしたいと最近料理を親子でするようになった。
まるで本当の親子の様でAは不思議な心地だった。
家は問題は差ほど無いが、学校では最近孤立気味、演技する事が億劫になってきたのだ。
Aは元々人付き合いが苦手。
初めは順調だったが上辺だけだとやはり限界がある。
一人なら一人の利点はあるが･･･。
どうすべきかと悩んでいるとスマホが鳴る。
死柄木からだ。
S明日話した奴が来る。
ヒーロー殺しの事だろう。
とりあえず、Aは明日に備え予習後、就寝する。
ヒーロー科は今職場体験で各地に散らばって学校にはいない。
死柄木はまた、この社会を世界を少しずつ壊す。
─｢なるほどなァ･･･お前達が雄英襲撃犯｣
約束した時間でBARに今居るのはAと死柄木、黒霧、そして招待したヒーロー殺し。
ヒーロー殺し、ステインは長い舌を出してボロボロのマスクから覗く鋭い目で死柄木達を見据える。
刃物を複数体に所持している事から個性は刃物を使っての攻撃なのかもしれない。
Aは3人から少し離れいつでも動ける様にナイフに手を添えるが相手も警戒していて隙がない。
｢その一団に俺も加われと｣
｢ああ、頼むよ悪党の大先輩｣
死柄木はテーブルに肘を掛けていつもの手を顔に付けてステインを仲間に誘っている。
｢･･････目的は何だ｣
｢とりあえずオールマイトをブッ殺したい、気に入らないものは全部壊したいな･･･こういう糞餓鬼とかもさ･･･全部｣
ステインの目は品定めをするように細まるり、死柄木は生徒の緑谷の写真を取り出して見せそう言うとぎろりと瞳が一層鋭くなった。
｢興味を持った俺が浅はかだった･･･お前は･･････俺が最も嫌悪する人種だ｣
｢はぁ？｣
交渉決裂と言うようにステインが刃物に手をかけ信念がどうのとほざいている。
｢先生･･･止めなくて良いのですか!?｣
黒霧はテレビ越しにオール・フォー・ワンに確認するが上機嫌に先生は｢これでいい！｣と言った。
｢教えるだけでは意味がない、至らぬ点を自身に考えせる！成長させる！『教育』とはそう言う物だ｣
奴が刃物を抜き死柄木に向かう前にAが攻撃を仕掛けた。
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アマドコロ(プロフ) - 46さん» コメありがとうございます！そう言ってくれると凄く嬉しいです！頑張りますっヽ(；▽；)ノ (2019年12月29日 8時) (
レス) id: b3afbd7d01 (このIDを非表示/違反報告)
46(プロフ) - いつも楽しませてもらってます！イラスト見ました！アマドコロさんが描くミニキャラ個人的に大好きです！色の塗りかたとかも、凄いです！イラストの方も、小説の方も、頑張ってください(*´ω｀*) (2019年12月29日 0時) (レス) id: 06efcbf80c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アマドコロ | 作成日時：2019年10月31日 19時
