200話 ページ50
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テヒョニヒョンの周りを渦巻いた
青い黒い色は
一瞬にしてその色を濃くしていった。
思わず視界の端に見えた
細かく震える手を握った。
「私は今、ここにいます。
生きてます。」
どう伝えれば通じるだろう。
貴方のせいではない、と。
「医師の方からは
そのような報告を受けましたが
私は急所を外して刺さりに行きました。
ヒョンがあのまま刺されていたら
それこそ
取り返しのつかない事に
なっていたかもしれません。
だから…」
テヒョニヒョンの見開かれた目から
一筋の涙が零れた。
その涙を拭こうとしたのか
握っていた手にグッと力が込められたのを
さらに抑え込む。
「そのまま泣いてください。
全部その涙に込めて流してください。」
"感情"を何も考える事なく
ストレートに表現できるのは良い事だと思う。
笑いたければ笑えばいいし
泣きたければ泣けばいい。
我慢する必要なんてどこにもない。
私は"無意識"を封印してしまったから。
TH「A…」
"ごめん"と言おうとしたであろう
テヒョニヒョンの腕を引き、抱き寄せる。
「…何も言わないでください。
貴方は"汚名"を着せられてるのと同じです。
貴方に罪なんて最初からないんですよ。
背負う必要のないものは
早く下ろしてしまえばいいんです。
誰も責めませんから。」
ポンポンと優しくその背中を叩けば
必死に押し殺したその嗚咽だけが
練習室に響いた。
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すず(プロフ) - ほんとに〜(TT)サイコーすぎです！！！さすがによるおそくなったので、また明日読みます！笑笑 楽しみです！！ (2018年2月2日 4時) (
レス) id: 243c6c39f4 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - あんさん» ONEは自分が男だという覚悟でいるって事です!!ペンをオンニと呼ぶのはペンにそう呼んでと言われたって事で!!ややこしくてすいません!! (2018年1月23日 16時) (レス) id: 25d7c66cea (このIDを非表示/違反報告)
あん(プロフ) - どうしてひょん呼び名んですか?? (2018年1月23日 0時) (レス) id: a5b744dd37 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 羽雲さん» うわぁすいません!!ご指摘ありがとうございます!!上から目線だなんて!!感謝です!! (2017年9月28日 6時) (レス) id: 25d7c66cea (このIDを非表示/違反報告)
羽雲(プロフ) - いつもワクワクしながら更新待っています！頑張ってください！あっ、後I NEED YOU ではなくI NEED Uですよ 上から目線な感じですみません！ (2017年9月28日 0時) (レス) id: 4c90329389 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レイ | 作成日時：2017年9月14日 19時
