90話 ページ40
TH side
俺達が
どれだけ抑えても
暴れるこの女の人。
Ij「A!!!
この男達を
今すぐ離れさせて!!!」
「…暴れないでください。」
腹部を押さえながら立ち上がり
女の人の目の前まで
ゆっくりと歩いてきた。
その姿が
宿舎での姿と重なって
目眩がした。
Ij「何言ってるの!?
早く家に帰るわよ!!!」
「自分で捨てておいて
何言ってるんですか。」
聞いた事ないような
Aの冷たい声。
捨て…られたの…？
Ij「だから迎えに来たのよ。
ね？
家に帰っても
この仕事続けられるでしょ？」
「帰ってください。」
言う事を聞かないAに
腹が立ったのか
女の人は
顔を真っ赤にして
さらに暴れた。
Ij「このバケモノ!!!
疫病神!!!
悪魔!!!
訳分かんない事ばっかり言って!!!
何を考えるのかも分からないし!!!
アンタなんか
育てられる訳ないでしょ!?!?
気持ち悪いのよ!!!!
だからせめて
私達のために
金くらい渡しなさいよ!!!」
耳を塞ぎたくなるような
聞きたくない言葉ばかりが放たれる。
それでもAは動じなかった。
まるで
この光景が
当たり前であるかのように。
･
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 829人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
すず(プロフ) - どうしよう！！ステキな作品すぎて、読む手が止まりません！！！笑笑 (2018年2月2日 3時) (
レス) id: 243c6c39f4 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - かのかさん» コメントありがとうございます！少ない脳みそで頑張って考えますね…(笑) (2017年8月14日 20時) (レス) id: 25d7c66cea (このIDを非表示/違反報告)
かのか(プロフ) - どんな風になっていくのか。物凄く楽しみです。 (2017年8月14日 10時) (レス) id: 99194cd71c (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - かんなさん» コメントありがとうございます！しかも何て嬉しきお言葉!!貴方は褒める天才ですね!?これからも頑張らせていただきます!! (2017年8月12日 9時) (レス) id: 25d7c66cea (このIDを非表示/違反報告)
かんな(プロフ) - レイさんって天才なんですか？特殊捜査班、君が見てる世界も最高すぎます！更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2017年8月11日 23時) (レス) id: 8c9024cf62 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：レイ | 作成日時：2017年8月11日 15時
