54話 ページ4
JN side
皆
俯いて唇を噛み締めて
3年間かけて
積み重ねてきた罪悪感に
押し潰されないように
必死で耐えている。
でも…
今日のはダメージが大きかった。
君にとって
火曜日のここで
俺達に殴られる事が
"当たり前"になってしまっていた。
JN「これもきっと…
ダメなのかな…」
初めて棚から出した8つ目の食器。
初めて作った8人分の夕食。
俺達が急に
こうやって態度を変えるのは
君にとっては
恐怖の対象になるのだろうか。
それでも…
逃げないと決めた。
JN「はい、皆!!ご飯出来たよ!!
テヒョンとあの子
呼んでくるから座ってて!!」
なぜだろう…
まだ名前は呼べない。
それはきっと
許された気がしないから。
JN「テヒョン〜？ご飯出来たよ〜!!」
返事がない。
ノックをして中に入ると
テヒョンは布団にくるまっていた。
JN「ご飯、出来たよ。」
TH「ヒョンっ…俺っ…!!!」
声が震えてる。
JN「大丈夫…大丈夫だよ…」
すぐに啜り泣く声は
聞こえなくなった。
TH「うぅ…お腹減った…」
我慢できなくなったのか
もぞもぞと布団から出てきた。
JN「よし、行こっか(笑)
ちょっと先に行っててくれる？」
そして俺は君の部屋へと向かう。
･
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すず(プロフ) - どうしよう！！ステキな作品すぎて、読む手が止まりません！！！笑笑 (2018年2月2日 3時) (
レス) id: 243c6c39f4 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - かのかさん» コメントありがとうございます！少ない脳みそで頑張って考えますね…(笑) (2017年8月14日 20時) (レス) id: 25d7c66cea (このIDを非表示/違反報告)
かのか(プロフ) - どんな風になっていくのか。物凄く楽しみです。 (2017年8月14日 10時) (レス) id: 99194cd71c (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - かんなさん» コメントありがとうございます！しかも何て嬉しきお言葉!!貴方は褒める天才ですね!?これからも頑張らせていただきます!! (2017年8月12日 9時) (レス) id: 25d7c66cea (このIDを非表示/違反報告)
かんな(プロフ) - レイさんって天才なんですか？特殊捜査班、君が見てる世界も最高すぎます！更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2017年8月11日 23時) (レス) id: 8c9024cf62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レイ | 作成日時：2017年8月11日 15時
