64話 ページ14
HS side
mc「では
どんどんお聞きしますよ〜
今日は
沢山喋っていただきますからね(笑)」
TH「ONEは本当に喋らないです!!
俺達も意思疎通に困ってます(笑)」
mc「ではメンバーも一緒に
ONEさんの事を知りましょう(笑)」
イエーイと俺達が盛り上げる。
情けない。
メンバーなのに。
でももう方法なんて何でもいい。
君を知りたい。
mc「ではまず家族構成ですね!!
兄弟は？」
「いません。」
簡潔に
淡白に答えるA。
こういう所が
クールと言われるのだろう。
mc「では
ご両親に愛されて育ったんですね〜!!」
A…ではなく
俺達の笑顔が引きつった。
前に君は両親の事を
"知らない"と答えたから。
でも今は
曖昧に笑って誤魔化した。
mc「好きな異性のタイプは？」
「…考えた事がないです。」
mc「おっと…(笑)
では、メンバーから選ぶとすれば？」
Aが俺達を順番に見ていく。
心臓に悪い。
こんな質問
今までもあったはずなのに。
これまで俺はどうしていたんだろう。
こういう時、罪悪感が芽生える。
「…静かで
大人っぽい人をタイプにします。
なので該当なしですね。」
mc「皆さん
フラレてしまいました(笑)」
JN「この俺をフるなんて…」
笑い声がスタジオに響く。
でも
俺の中に一度生まれた罪悪感が
頭にこびりついて離れない。
ダメだ…
今までどうしてたんだっけ…
･
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すず(プロフ) - どうしよう！！ステキな作品すぎて、読む手が止まりません！！！笑笑 (2018年2月2日 3時) (
レス) id: 243c6c39f4 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - かのかさん» コメントありがとうございます！少ない脳みそで頑張って考えますね…(笑) (2017年8月14日 20時) (レス) id: 25d7c66cea (このIDを非表示/違反報告)
かのか(プロフ) - どんな風になっていくのか。物凄く楽しみです。 (2017年8月14日 10時) (レス) id: 99194cd71c (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - かんなさん» コメントありがとうございます！しかも何て嬉しきお言葉!!貴方は褒める天才ですね!?これからも頑張らせていただきます!! (2017年8月12日 9時) (レス) id: 25d7c66cea (このIDを非表示/違反報告)
かんな(プロフ) - レイさんって天才なんですか？特殊捜査班、君が見てる世界も最高すぎます！更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2017年8月11日 23時) (レス) id: 8c9024cf62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レイ | 作成日時：2017年8月11日 15時
