五条悟に求婚してます。 (ページ10)

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求婚10 ページ10

｢せーんぱい｣

わぁー寝てるー
やばい、かわいい。28歳とは思えない童顔

まつ毛長い
髪の毛さらさら

今は朝の七時頃。先に起きた私は五条先輩の部屋に侵入。

要観察なう。

好きな人の寝顔をこんなに間近で眺められる幸せったらもう最高

ごくり、と生唾を飲んでしまう

触れたいっ…！

私の理性がやめとけって言っているけれど本能が言うこと効かない

そーっと手を伸ばしてあと1ミリで触れられる距離、高鳴る心臓。

そして案の定…

｢?!｣

視界が歪んで気づいたら腕を押さえつけられて仰向けになっていた

｢で、ですよねーーーー｣

｢いい度胸してんな｣

｢つい出来心で…｣

わかってたよこのお決まり！！

寝起き、乱れる服、気だるげな目

私を見つめる。
というより虫を見るような目で見てる。

…それにしてもこの色気、えぐい。

｢す、すみません五条先輩…｣

｢あ？｣

｢触らせてください！！！｣

容赦なくベッドから投げ出されました。