Drive.５ ページ6
ﾌﾞｫｵｵｵｵｵｵﾝ ｳｩｳｳｳﾝ …
ＡＥ８６( 拓海 ) vs ＦＤ３Ｓ( 啓介 )
スタートをきった両者の車は豪快な音を出して峠の夜に消えていった。
叶「・・・なにソワソワしてんの」
A「涼兄」
涼「どうした？」
A「見に行ってもいい？」
涼「ああ、まぁいいだろう。勉強がてら見てきたらどうだ」
A「やった！いってきます」
叶「姉ちゃん俺も乗せてって！」
A「いいよ！」
ﾌﾞｫﾝﾌﾞｫﾝ ｳｩｳｳｳﾝ
樹「マジで運転できるんだ、アイツ … 」
□ □ □
叶「ねぇ、なんで………つけないの？」
A「バトルに集中してほしいから。後ろからあてたら気それちゃうでしょ？」
叶「ふぅん ………っ！姉ちゃん！」
A「なにあれ … 」
叶「今の見たかよ … あのハチロク、やべぇ」
A「拓海 … すごいドラテクだ」
叶「俺たちと同い年ってなると燃えてくる。
俺もあのハチロクと戦りてぇ」
A「いいね、あたしも走りたい …！」
啓「( なんだあのドラテクは … )」
拓「( やっぱりあの車はやいや。啓介さんだっけ？あの人も凄いな )」
啓「( にしても … )」
拓「( なんでだろう … )」
拓・啓「( 俺たち以外のエンジン音が聞こえるのは … )」
□ □ □
ﾌﾞｫﾝﾌﾞｫﾝ ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛﾛ …
樹「拓海！おかえり！！」
涼「おつかれ啓介」
拓「うん」
啓「兄貴 … 悪ぃ。勝てなかったよ」
涼「仕方ないさ、ハチロクのドライバーよりドラテクで劣るところがあった、それだけのことさ」
啓「・・・ああ」
ﾊﾞﾝｯﾊﾞﾝｯ ← ドア閉める音
叶「啓兄ぃいいいい！！」
啓「叶多っ！ってなんでお前ら車に乗って … 」
A「えっ気づかなかったの？」
涼「後ろから２人のバトルを見てたのさ。啓介、本当に気づかなかったのか？」
啓「ああ、だってバックミラーは真っ暗のままだったぜ？後ろからくる車なんて … 」
拓「( 確かにそうだ、でも車のエンジン音は３つ聞こえた、一つはハチロク、もう一つは啓介さんの車、てことはもう一つは …！)」
叶「そりゃ見えないわけだよ。姉ちゃんライト消してんだもん」
涼「！」
啓「はぁ！？」
拓「！」
樹「え"っ」
池「なんだって！？」
A「いや、だって後ろからライトあてたら気それちゃうと思って」
啓「だからってあの暗闇の中ずっとライトつけてなかったのかよ！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 56人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
だ〜じりん(プロフ) - 初コメ失礼します。続きが気になりすぎます！お時間のある時に更新していただけると嬉しいです！！！ (9月2日 12時) (
レス) @page15 id: 87077d2a5a (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています！更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか？ (2019年10月19日 13時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になってます！もう更新されないのでしょうか？ (2018年12月13日 21時) (レス) id: 6124a9987a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：いちご大福 | 作成日時：2017年7月17日 0時
