Drive.2 ページ3
拓海からもらったチュッ○チャップスをコロコロと口の中で転がしながら授業を受ける。
拓「・・・・・・」
A「なんだね拓海くん」
拓「ほっんと好きだね、飴」
A「甘いものならなんでも好きよ」
拓「・・・デブ」
A「なに?」
拓「デb」
A「な・あ・に?」
拓「・・・なんでもありません」
拓海はあたしの隣の席。
凛と樹はけっこー離れてる。
1番後ろってラッキーすぎる。
拓「・・・・・・」
□ □ □
キーンコーンカーンコーン
凛「おーい」
A「・・・・・・」
凛「おーい、Aー」
A「・・・・・・」
凛「A!」
A「ブァッ!?」
凛「いつまで寝てんだブタ放課後だぞー?
イケメンが迎えにきてんぞー」
A「ぅえっマジ!?やっば現代文から記憶ないんだけど。ってか早く行かなきゃ怒られるー!」
凛「おうおう早くいったれ」
A「うん!ばいばい凛!!」
凛「おーばいばーい」
パタパタ…
凛「( 現代文って5時間目だったよな … )」
□ □ □
A「さすが … 」
校門の前にできた人だかりを見るのはやはり慣れない。
自分の いとこ があんなにも人気だなんて走り屋界だけだと思っていた。
「リョウスケさーん!」
「やばっ!ケイスケさんと目あっちゃった!」
そう、あたしの いとこ というのはイケメン走り屋兄弟の高橋 涼介と高橋 啓介である。
叶多「涼兄、啓兄!今日は2人できたんだな」
プラスで叶多までいたとなるとこの黄色い歓声も伊達ではないことがわかる。
ああ、入りにくい。
涼「ああ、今夜はある走り屋とうちのチームがバトルをするんだ」
啓「今日はお前ん家に泊めてもらうぜ。叶多も見にくるか? 俺も走るんだぜ!」
叶「もちろん行くよ!たぶんそれ聞いたら姉ちゃんも行くな(笑)」
啓「たしかに(笑)」
涼「A遅いな」
叶「もうHR終わったはずなんだけどな」
啓「寝てんじゃね」
涼・叶「ああ」
ああ、じゃないわ。
とりあえず行かないと、、
意を決して女子の群れに突っ込む。
香水きっつうえええ。
A「涼兄、啓兄、叶多ごめん遅くなった」
涼「おかえり」
イケメンスマイルだ、、
啓「っしゃ行くか!」
叶「えっ直行?秋名でやんの?」
啓「車とりいきたいだろ? 秋名」
叶「ああ」
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だ〜じりん(プロフ) - 初コメ失礼します。続きが気になりすぎます!お時間のある時に更新していただけると嬉しいです!!! (9月2日 12時) (レス) @page15 id: 87077d2a5a (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています!更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか? (2019年10月19日 13時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になってます!もう更新されないのでしょうか? (2018年12月13日 21時) (レス) id: 6124a9987a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いちご大福 | 作成日時:2017年7月17日 0時