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第85話:素晴らしき勘違い ページ6

「じゃあ入間とサブノック、ウァラクは同チームで行こうか」


カルエゴ「ああ、そうだな。そうしたらBのハイランクがアスモデウスくらいになる。ちょうどいいだろう」



「よし、決まりだ」








A.Bと書かれた名簿に丸を付け、ふぅ…と息を吐く


かれこれ1時間以上考えていたな









「は〜、仕事してたらお腹すいて来ちゃったや」



カルエゴ「…」



「どうせだしシチロウのところ戻ってクッキーでも食べる?あ、先に昼食か。じゃあ誘ってくるかな」







ご飯ご飯〜、と即興の歌を披露しながら、私はシチロウの部屋へ向かおうと腰をあげた


その瞬間、突然手を掴まれて慌てて転けそうになる。


掴んだのはもちろん、カルエゴ









カルエゴ「行くな」



「はっ?」









あっぶな…危うく机とキスだぞ


行くなって、どこへ?シチロウの所?


というか手……握られて……………










「…まだお腹空いてないの?」


カルエゴ「…いいから行くな」


「え、ちょっとどうしたの?」







何度どうしたのか聞いても全く答えてくれないカルエゴ。


え、いや、ホントなに、怖いんだけど







「……………まあ、別にいいけど」






まさかそんなにお腹空いてないとは思わなかったよ、なんかごめんって









カルエゴ「…」



オリアス「カルエゴ先生もしかして………嫉妬で——いたたたたたた痛い痛い!!!!」









カルエゴに向かってなにかをボソボソッと喋ったあと、何故か捻られているオリアスくん


一体何を言ったんだ









「カルエゴ、やめときなって、オリアス先生可哀想じゃん」



カルエゴ「…フン」



オリアス「ってぇ………」










あ、オリアスくんが死んでる

相当痛かったんだな、私も先程ゲンコツをくらっているからよく分かるよ…









「で?カルエゴがそんなに怒るってことは、図星?」


ダリ「ブハッ」


ブルシェンコ「ングッ」


ライム「ンフッ」









え、なんでそんなに笑ってるの皆


何か変なこと言ったか?









カルエゴ「…!粛に!!!」


「っはぁ…!?」







こっちにはめちゃくちゃキレられた


あ、しかも職員室出ようとしてる









「カルエゴどこいくの?」


カルエゴ「うるさい!食堂だ!」








え、お腹空いてないんじゃなかったの?

と言おうと思ったけど……余計なこと言わずついて行くか…怖いし

第86話:カルエゴ、悟る→←第84話:いざチーム分け



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あると。 - 更新頑張ってください〜! (2022年10月31日 20時) (レス) @page24 id: 13f95ce4a6 (このIDを非表示/違反報告)
kokomii2004(プロフ) - すごく良かったです 更新楽しみに待ってます (2022年9月6日 21時) (レス) id: e00301f65a (このIDを非表示/違反報告)
えんさん(プロフ) - ねこねこねこさん» 外したつもりが押せてなかったみたいです!ありがとうございます! (2022年8月2日 19時) (レス) id: cfaad42937 (このIDを非表示/違反報告)
ねこねこねこ - オリフラ付いちゃってまっせ!お気をつけて (2022年8月2日 19時) (レス) id: f692ce80b7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えんさん | 作成日時:2022年8月2日 1時

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