検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:152,373 hit

...1 ページ31




『 ...全部満点 』

君「 右からラテン語,呪術,英語呪術,日本語呪術... いやー,俺は日本語以外苦手だから,帰国子女気取りの優さんにはとても敵いませんよ〜 」


馬鹿にしたように言う君月
勿論,優の顔には青筋が浮き出ている


優「 てめぇは吸血鬼の前にぶっ殺ぉぉおす!」

君「 上等だ!来いやオラァァ!!」


...やっぱこうなるのか
こいつら,喧嘩しかできないのか?


小「 みなさーん,一応まだ授業中ですよー 」


先生がそう言うと,教室の扉が開く
中に入ってきたのは.....


『 グレン中佐... 』

グ「 相変わらずうるせぇなここは 」

小「 グレン中佐!帝鬼軍の幹部会議からお帰りになったんですね!」

シ「 あ,中佐だ... 」

グ「 小百合か... つかなんだこの騒ぎは 」


中佐の言葉に,先生は優と君月の方を見る
中佐も二人の方を見ると,溜息を吐く


『 おい二人とも,中佐がきてるぞ 静かにしろ 』

優「 えっ!馬鹿グレンが?あ,本当だ 」


優は中佐が居ることが分かると,すぐに中佐のもとに駆け寄る

その後ろから,君月も静かに着いて行く


優「 おいグレン!てめぇ,さっさと俺に鬼呪装備寄越せよ!俺は吸血鬼に復讐するために生きてんのに!なんでこんなクズどもと... 」


優がそこまで言うと
君月が優を押しのけて中佐の前へと出る


君「 なぜクラスを放置して10日以上も失踪したのでしょう?もう我々には鬼呪装備契約のための実力はあると思いますが 一瀬中佐,説明してもらいましょうか 」


君月が言葉を発し,教室内に静寂が訪れる

中佐は,挑発的な目で君月を見た後,教室全体を一度見回して口を開く


グ「 お前らクズどもに,鬼と契約できるだけの実力があるって?」

君「 ..... 」

優「 あるに決まってんだろ!君月のクソには無いとしても,俺にはある!」

君「 てめぇは黙れよ!」

優「 お前こそ黙れ!!」

『 あぁ...嫌な予感がする 』


その予感は的中し
優と君月はまた殴り合いを始めた

でも先生と中佐は
そんなの御構い無しに何かの話をしている
話をしながら,時々,俺や与一の方を見る

何話してんだ...?



というか.....


『 お前らやめろ... 』


俺は未だに殴り合いをしている優と君月を止めるため,二人の間に入り,頭に回し蹴りを食らわす


グ「 ッ?! へぇ..... 」


『 お前ら煩い... すぐに喧嘩すんな短気野郎 』

優,君「 あぁ゙?!」



そっくりだな,こいつら...



...2→←◇ 漆黒のアシュラ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (47 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
193人がお気に入り
設定タグ:終わりのセラフ , 男主 , 百夜
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

百夜(プロフ) - でくのぼうさん» コメントありがとうございます!すみません,気づくのが遅くなり返信も遅くなってしまいますした!これからも,ぜひ楽しみながら読んでくださいね〜! (2018年11月15日 8時) (レス) id: f34efa6a3e (このIDを非表示/違反報告)
でくのぼう(プロフ) - 終わセラの小説あんまり無いから嬉しいです!面白くて主人公好きです!! (2018年10月30日 18時) (レス) id: 241dcc1151 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:雨寧 x他1人 | 作成日時:2018年10月13日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。