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優は中佐の方に走って行くと,早速蹴りを入れていた まぁ勿論,軽々と交わされてたけどな
あの人あんな性格だけど,一応上官だからな
上官に蹴り入れるとか,勇気あるな
俺は呆れながらも
歩いて2人のそばまで近づいていく
優「 いい加減 俺に吸血鬼殺せる武器寄越せ!」
グ「 お前,そんなに吸血鬼に復讐したいのか?」
優「 したいね!俺はその為だけに生きてんだよ!」
グ「 .....お前もか?」
『 まぁ... 』
グ「 ふ〜ん... 」
グレンはそう言い少し考えた後
俺と優を見て口を開く
グ「 よし なら明日,鬼と契約するか?で,前線に出しやる」
『 え... 』
優「 え,マジで?!」
グ「 あぁ 訓練間に合ってなくてももういいや 死んだらお前らの責任な 」
そんな簡単に決めていいのかよ...
でも,明日武器が手に入るのか
優「 いいねぇ!そういう展開を待ってたんだよ よしA,頑張るぞ!」
『 あぁ... 』
グ「 あ〜 意気込んでるところいいか?」
優「『 ん?』」
グ「 お前...上官蹴ろうとすんじゃねぇぇ!!」
そう言って
グレンは優の頭に足を振り下ろした
すげぇ痛そ... 凄い音したぞ
『 お〜い優 大丈夫か?』
げっ...気絶してんじゃん
運ぶの面倒くせぇ...
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優「 ...ん?」
『 あ,起きたか?』
優「 ここは...?」
『 お前の部屋 中佐に蹴られて気絶したから,重いお前を頑張って引きずりながら,ここに連れてきた 』
優「 んだよその言い方!普通に連れてきただけで良いだろうが!」
『 正直に言っただけ... 』
優「 うぜぇ... 」
優はそう言うと,窓の外を見た
俺もつられて窓の外を見る
特に何の変哲もない普通の空が見えた
優「 あのさ... 明日貰えんじゃん?武器... 」
『 そだな 』
優「 ...ミカは復讐を望んでるのかな?」
『 ....望んではないと思う でもそれが,俺達のたった一つの生きがいだ 』
優「 ...そっか 」
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グ「 おい,××× 」
《 なんだ... 》
グ「 明日,お前が会いたがってた奴に会わせてやるよ 」
《 ッ?!本当か... 》
グ「 嘘つくわけないだろ お前に嘘ついてどうすんだ 」
《 お前 __に変なことしてないだろうな... 》
グ「 ...お前がそれ聞くか? いざとなれば何でも知ることができんだろ 」
《 念の為だ... 》
グ「 あっそ... まぁ,明日まで待っとけ 」
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《 やっと会える... 俺の×× 》
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百夜(プロフ) - でくのぼうさん» コメントありがとうございます!すみません,気づくのが遅くなり返信も遅くなってしまいますした!これからも,ぜひ楽しみながら読んでくださいね〜! (2018年11月15日 8時) (レス) id: f34efa6a3e (このIDを非表示/違反報告)
でくのぼう(プロフ) - 終わセラの小説あんまり無いから嬉しいです!面白くて主人公好きです!! (2018年10月30日 18時) (レス) id: 241dcc1151 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨寧 x他1人 | 作成日時:2018年10月13日 20時