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シ「 (弾き飛ばされた...？)....何するんですか 」
『 優なら大丈夫だから,邪魔しないでくれる？』
シ「 どうしてそう言い切れるんですか 心の修練について,何も習っていないのと同じような人ですよ？」
...確かに,絶対とは言い切れない
だけどなんか大丈夫な気がする
なんでそう思えるかは,
正直俺も分からないけど...
俺はふと,目線を優のいる方へと移す
そこには,斧を持って意識を失い,
目を閉じ倒れている優の姿があった
....鬼と接触してんのか？
俺は優の方へ歩いていき顔を覗き込む
いつの間にか,シノアと与一も近くに寄ってきて,
優の近くに座った
シ「 ...もし,鬼に乗っ取られたら,人喰いの鬼と化しますよ そうなれば,処分しなければいけなくなります 」
『 ...優なら大丈夫 』
シ「 どこからそんな自信がでるんですか... 」
『 さぁ...分かんない 』
シ「 分かんないって... 」
曖昧な会話が終わり,暫く沈黙が流れる
俺も鬼と接触してみたいな...
優「 ん....ぁ？」
『 あ,起きたのか？おはよ... 』
優が目を覚ました
シノアと与一は,驚いた顔をしている
だから言ったじゃん,優は大丈夫だって
優「 あれ？俺今,何してたんだ？」
シ「 嘘でしょう？まさか自力で戻ったんですか？」
優「 ん？戻ったって,何が？」
『 そうだ,お前馬鹿だったな... 』
優「 〜〜ッ！」
シ「 貴方は,鬼に幻覚を見せられてたんです でもそれを,意志の力だけで破って調伏しちゃった... 契約呪も無しに... 」
シノアが自分に言い聞かせるように説明するが,
優は頭を掻きながらどうでも良いような態度で聞く
優「 はぁ...つまり,この斧は俺のって事か？」
シ「 いえ,そう簡単には行きません 鬼を使役するには手順がありますから どの武器を与えるかなどは,グレン中佐が決めます 」
優「 でも俺は鬼に勝った そうだよな？」
優の言葉にシノアは目を泳がせる
『 そうなると思う 』
シ「 ちょっと,勝手に言わないでください！」
優「 もうグレンの馬鹿も無視できねぇ そうだろ？」
シ「 あー...そうですね クラスメイトを救った上に鬼まで調伏しましたしねぇ 上に伝えておきます 」
シノア,嫌そうな顔バレバレだぞ...
シ「 明日からでもここに...吸血鬼殲滅部隊の訓練校に通うことになるでしょう 」
優「 よっしゃあぁぁ！！」
『 俺も...？』
シ「 はい 」
.....やっとここまで来たか
ようやく復讐が出来そうだよ,ミカ
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百夜(プロフ) - でくのぼうさん» コメントありがとうございます！すみません，気づくのが遅くなり返信も遅くなってしまいますした！これからも，ぜひ楽しみながら読んでくださいね〜！ (2018年11月15日 8時) (
レス) id: f34efa6a3e (このIDを非表示/違反報告)
でくのぼう(プロフ) - 終わセラの小説あんまり無いから嬉しいです！面白くて主人公好きです！！ (2018年10月30日 18時) (レス) id: 241dcc1151 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨寧 x他1人 | 作成日時：2018年10月13日 20時
