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⦅ 旧渋谷地下神殿 ⦆


なんか不気味なとこだな...

コンクリの壁には,札みたいなのが貼ってあるし,
扉はでかくて古そう...

...こんなかに,鬼がいるのか


シ「 ここから先は,私達,殲滅部隊が呼んだ人材か,鬼に呼ばれた者しか入ることはできません 」

与「 じゃあ祐二君は... 」

シ「 私達は呼んでませんねぇ... となると,鬼に心を喰われてるかも 」

与「 心を鬼に食われたらどうなるの?」

シ「 吸血鬼よりもタチの悪い...理性のない人喰い鬼と化します ですから,念入りな修練がいる 特に,心の修練が 」


...こんなかに鬼がいるなら,やる事は一つだな


『 この鬼を制御できたら,鬼呪装備は俺のモノに... 』

シ「 そこ,変なこと考えてないですよね? 今回は,鬼呪装備の恐ろしさについて知ってもらうんです 絶対に私の言うことを聞いてくださいね 」

優「 んな説明は要らねえんだよ 要は鬼に勝てばいいんだろ? 俺には,復讐の為の力がいるんだよ 鬼だろうが何だろうが,力が手に入るなら何でもいい 」


そう言い,優は勝手に扉を開け中に入っていく

俺も黙ってその後を着いて行く


シ「 あ,ちょっと... 」


シノア達も慌てて着いてくるが,
俺と優は目の前にいる奴に目線を向けた

馬鹿でかい場所に,沢山の武器が刺さっている

これ全部が鬼呪装備なのか...?

それに,あの真ん中にいる奴は...


優『「 あれが..... 」』


遠くからでも分かる...

完全に自我を失っている


もう,鬼に乗っ取られてるな


シ「 ちょっとお二人共 遠目で見るだけで,手は出さないで下さい 彼は殲滅部隊で救助し... 」

優「 あの斧,まだ契約できてないだろ?なら,俺が頂く 」


またまたシノアの言葉を無視し,
刀を持ち奥の方へと歩いて行く優


シ「 もぉ〜 与一さんは月鬼ノ組に応援を呼びに行ってください 」

与「 は,はい!」


俺はワザとシノア達から離れ,優の方をじっと見る


優「 その斧を...よこッせえぇぇ!」


優は祐二に向かって,刀を振り降ろす

だが,暴走している祐二は斧を乱暴に振り,
刀の剣を防ぐ

鈍い金属音が神殿中に響く

力は互角ってところか...?


優「 はは,すげぇな... でも,シノアの鎌よりは弱ェ!」

『 ッ...!』


優が素手で斧に触ろうとする

......これは,シノアが怒るだろうなぁ



でも.....






__ガキィン




シ「 ッ!」


俺は優を止めようとしているシノアの鎌を,
刀で弾き飛ばした



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百夜(プロフ) - でくのぼうさん» コメントありがとうございます!すみません,気づくのが遅くなり返信も遅くなってしまいますした!これからも,ぜひ楽しみながら読んでくださいね〜! (2018年11月15日 8時) (レス) id: f34efa6a3e (このIDを非表示/違反報告)
でくのぼう(プロフ) - 終わセラの小説あんまり無いから嬉しいです!面白くて主人公好きです!! (2018年10月30日 18時) (レス) id: 241dcc1151 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雨寧 x他1人 | 作成日時:2018年10月13日 20時

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