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フェリドは何の躊躇いもなしに,
家族を斬り殺し,家族の首を飛ばす
これはもう.....地獄絵図だ
ﾐｶ「 やめろ.....やめろぉ！！」
優「 やめてくれ！」
優とミカは,フェリドを止めるため,
皆んなの所へと向かう
俺は,家族が殺されていく光景を,
ただただ見ることしかできなかった
優「 ッ！ あ,茜！！」
茜「 あ.... 」
＿＿ ﾌﾞｼｭｯ
.....茜も殺された
皆んな,皆んな殺された.....
もう生き残っているのは,優とミカと俺の三人だけ...
俺にはもう外に出る希望なんて残っていない
ここで皆んなと同じように殺されるんだ...
でも,ただ殺されるのは面白くない...
優とミカをここから逃がそう
そして，俺はフェリドに殺されよう...
『 優....銃を貸せ 』
優「 は...？何,言ってんだ 」
『 俺が囮になる... だから,その間に逃げろ 』
ﾐｶ「 そんなの...駄目に決まってるじゃん！」
まぁ,反対されると思ったよ
二人とも良いやつだから,
三人で逃げようと考えてるんだよな
でも,それは無理だ
俺は優の方に向かい,優の手を叩いて銃を弾き飛ばした
そして,銃を手に取りフェリドに向かって
ゆっくりと歩いて行く
ﾌｪﾘﾄﾞ「 ふふ,A君が僕を殺すの〜？そういえば,君には結局話してあげることができなかったねぇ 話をせずに君を殺すのは,勿体無いなぁ... 」
『 黙れ屑... 』
ﾌｪﾘﾄﾞ「 おぉ...怖い怖い でも,本当に君の事は殺せないなぁ... だって上の偉い人達に何て言われるか分からないからさぁ だから..... 」
『 ッ？！』
ﾌｪﾘﾄﾞ「 少し眠っててね... 」
フェリドがいきなり目の前に来たと思えば,
首にきた強い衝撃が俺を襲った
あまりの衝撃に,立つ事が出来なくなり,
俺はあっという間に意識を失った
本気で殺しに行ったのに,呆気なく意識失うとか,
めっちゃダサいじゃん...
それにしても...意識を失う前に,優でもミカでも無い誰かの声が聞こえた気がする.....
気のせいか.....
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿
次に俺が目を覚ましたのは,
どこかの部屋のベッドの上だった...
側で優が寝ていた為,少し躊躇ったが,無理矢理起こして俺が意識を失っていた時の事を聞いた
あの後,ミカが銃を取りフェリドに向かって行ったが,心臓を突かれ,銃も弾かれてしまったらしい
その後に,優がすぐに銃を奪い,フェリドの頭を撃ち,ミカの意思を優先し,俺をおぶって外まで逃げたのだという
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百夜(プロフ) - でくのぼうさん» コメントありがとうございます！すみません，気づくのが遅くなり返信も遅くなってしまいますした！これからも，ぜひ楽しみながら読んでくださいね〜！ (2018年11月15日 8時) (
レス) id: f34efa6a3e (このIDを非表示/違反報告)
でくのぼう(プロフ) - 終わセラの小説あんまり無いから嬉しいです！面白くて主人公好きです！！ (2018年10月30日 18時) (レス) id: 241dcc1151 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨寧 x他1人 | 作成日時：2018年10月13日 20時
