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．
フェリドが離れて行くと,
俺はミカに腕を引かれ優のところに連れて行かれる
『 ...ありがと,ミカ 』
優「 ミカ,お前...自分から吸血鬼に血飲ませてんのか？」
ﾐｶ「 ...そうだけど,なんか文句ある？」
優「 文句ってお前... 」
ﾐｶ「 フェリド様は,吸血鬼の中でも貴族の家柄でね,血を提供したら何でも買ってくれるんだ やっぱ,ここで生きていくには,頭使っていかないとね... 」
頭使うって言っても,
自分を犠牲にして欲しくなんかない...
＿＿ｺﾞﾝｯ
『 ぁ... 』
ﾐｶ「 いて 」
優が,ミカの頭を殴った
多分優も,気持ちは俺と同じなんだろうな...
優「 ああもういいよ！ じゃあ,血でも何でもやれよ！ んで,家畜みたいにブヒブヒモーモー言ってろ！」
『 .....他にも言い方あるだろ 』
ﾐｶ「 あ...お金貰ったら,二人にも何か買ってあげるよ〜 何がいい？」
優「 いらねぇよ！」
優は,ミカの言葉に怒鳴り返し,どこかに歩いて行く
ついて行こうかな...
ﾐｶ「 ...Aちゃんは,こっそりこんな事してる僕のこと,嫌い...？」
『 ッ... 嫌いじゃない... ただ,自分の身体は大切にしてほしい..... 』
俺はそう言って,優の後を追いかけた
．
あいつどこ行ったんだよ...
こんだけ探しても居ないとか...
ﾌｪﾘﾄﾞ「 あれ〜,君...さっきの子だよね？」
『 ッ？！』
後ろから声が聞こえた
その声に思わず身体が反応してしまう...
ここは,何も反応せずに逃げた方が良いよな...
俺はそう思い,走り出す......が...
ﾌｪﾘﾄﾞ「 何で逃げるのかなぁ〜？ 僕は少しお話ししたいだけだよ？」
勿論,身体能力で吸血鬼に敵うはずがなく,
あっという間に腕を掴まれる。
ﾌｪﾘﾄﾞ「 へぇ...近くで見たら結構華奢なんだね〜 それに可愛い顔... 」
『 離せよ... 俺はお前と話すことなんてない... 』
ﾌｪﾘﾄﾞ「 そう...？でも,僕は是非話してみたいんだよねぇ なんで吸血鬼は君から血を取らないのか,知りたくない...？」
『 ッ！』
こいつは,俺の血のことについて
なんか知ってんのか...？
いやでも,嘘かもしれないし...
ﾌｪﾘﾄﾞ「 その顔は,聞くか聞かないか悩んでる顔だね〜 じゃあ,話すと少し長くなるから,僕が実際にやって見せてあげようか 」
『 は？ 』
フェリドはそう言うと,俺を抱き抱え
そして.....
＿＿ﾌﾞｼｭｯ
『 ぁﾞ... 』
俺の首筋に噛み付いた.....
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百夜(プロフ) - でくのぼうさん» コメントありがとうございます！すみません，気づくのが遅くなり返信も遅くなってしまいますした！これからも，ぜひ楽しみながら読んでくださいね〜！ (2018年11月15日 8時) (
レス) id: f34efa6a3e (このIDを非表示/違反報告)
でくのぼう(プロフ) - 終わセラの小説あんまり無いから嬉しいです！面白くて主人公好きです！！ (2018年10月30日 18時) (レス) id: 241dcc1151 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨寧 x他1人 | 作成日時：2018年10月13日 20時
