相談 ページ9
DH「急に呼び出してどうしたの?相談?」
『うん……ちょっとデビューしてから辛くて…、
だから、オッパが兵役に行っちゃう前に相談したいなと思って……』
私のオッパ、ドンヘオッパは普段メンバーやペンの人達からアホの子なんて呼ばれてるくらい天然。
それを少し引き継いでる私…、
なんてことはどうでもよくて!
私は練習生時代のときからなにか悩んだ時必ずドンヘオッパに相談する。
オッパの上にもう一人オッパが居るけど芸能界関係の悩みは全部ドンヘオッパにしか聞いてもらってない…、
DH「メンバーにも言えないことか……まさか恋人か?」
『もう、オッパふざけないでよㅋ』
DH「ごめんごめんㅋ
で?同じヨジャからの批判が凄いって?」
『私まだ何も言ってないのになんで分かるの〜』
DH「分かるに決まってるだろー!僕はAのオッパだぞ!」
『ちんちゃ…、』
DH「やー、泣くなよ〜。よし、場所変えてゆっくり話すか!」
それから場所はカフェからオッパ達の宿舎に移した。
DH「ゆっくりでいいから話してごらん?」
『うんっ……、私ね、今のメンバーとデビューできたことは凄く嬉しい、オッパ達も私のことを支えてくれるって言ってくれたから今まで頑張ってきたの。
でも、番組でスタジオ入りする時にゴミとか投げられるし…TwitterでもAはいらない、早く脱退しろって言われるし、もうね、精神がボロボロで…
メンバーに心配だけはかけたくないから今まで我慢してきたけど限界だったのっ……』
DH「よく今まで頑張ってきたね。
ナムジャ7人の中1人だけだから、難しいところだな…
そのAのことを批判する人達はまだAの良さを知らないのさ。だから、なんであの女が、私の方が向いてるって嫉妬の渦に呑み込まれる。
これから何年、何十年と続けていけば必ずAの実力に気付いて、この子はこうだからこのグループに入れたんだなってみんな感じるはずさ。
だから、今はこんなんでもメンバーと力を合わせて頑張っていったらその努力はいづれ報われる。
さて、問題です!オッパはもうすぐで兵役です。頼もしく、優しいオッパは居なくなります。辛い、苦しいと思ったとき誰に相談しますか?」
『メンバーです…』
DH「お、大正解!これからはしっかりメンバーに頼って、支え合いながら素晴らしいグループを築き上げていくんだよ?」
この日から私はメンバーには隠し事はしないって決めたんだ。
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作者名:カロン | 作成日時:2018年10月13日 20時