大好きな君と (ページ4)

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日常ページ4

僕がAと一緒に練習できる日が来るなんて夢みたいだった。

Aの歌声、ダンス、容姿に心を打たれてからずっとその姿だけを思ってオーディションに向けて練習してきた。

そんな憧れが今目の前にいて笑い合ってる。

世の中はこれを幸せと呼ぶんだろう。

僕はAとデビューできることをいつでも願ってた。

むしろ、一緒にデビューできないなら事務所を辞めてもいいくらいだ。

HS「ジョングガー！一緒に練習しよー！」

「あ、はい…！」

Aの他にもホソクヒョン、ジニヒョンとも仲良くなれた。

『ジンさん、ここ少し違いますよ…！

ここは、足をこうやって…こうです！』

JN「こうやって、こう？」

『はい！完璧です…！』

Aもジニヒョンと仲良くなってたみたい…ㅋ

HS「よーし！ジョングガも来たし、一回通してみましょ！」

と言い、音楽が流れる。

ホソクヒョンがカウントを取りながら前に立ってお手本になってくれる。

ヒョンは本当にダンスが上手だ。

HS「ジニヒョン動きぎこちないですってーㅋㅋ」

JN「ダンスなんて今までやって来なかったからしょうがないだろー！ㅋㅋ」

『今からでも全然間に合うので大丈夫ですよ……』

HS「ジニヒョン中学生に励まされてる…ㅋ」

JN「ほんといい子だよ、ホソガと違って…」

HS「やーやー！僕だっていい子ですよーっだ！」

この二人のダンスでの言い合いなんて最近となってはもう恒例行事みたいなもの。

必ずAを間に挟んで言い合いするからAが凄い困ってるんだけど……

『二人とも子供みたい…ㅋ』

「そうだね、でもそれがヒョン達の良いとこでもあるからさ」

ヒョン達が子供っぽすぎるせいかAが余計に大人っぽく見えた。

ほんとに同い年の中学生なのか……

そんなAに気付かぬうちに惹かれていった。