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建物の路地裏でポツリと呟く『寂しい』と言う独り言…
街中のザワザワした騒音や話声にその小さな声は
かき消される。その方がいい。気付かないでしょう…
路地裏で人を見かけるとしても、何処かのラーメン店の
店員が、ゴミを捨てる所くらいしか見かけない。
また新たに主人や下位吸血鬼を作ろうとは思ってはいたのだが、もう正直どうでも良くなっている。
契約方法はとてもカンタンなのは私は知ってる。1度だけ契約した事あるからね?(クスクス
…SERVAMPに、"名前"と"物"を与えて、主人となる者の血を飲ませれば、契約完了。まぁ、24時間以内に血を飲ませなければ、契約は不可とされるはずだけど…?そんな経験1度もないから解らないわ
…一人で居ても構わないけど…ずっと外に居るのは辛いかな…。雨風を凌ぐ場所もないし…食料は…別に血しか口にしないって訳じゃ無いけど、何か食べ物が食べたいかなって思う。…それ目当てではないが、弱い人間との契約はちょっと嫌かな…(苦笑)
街中で兎がちょこまか動いてたら不自然じゃないかな…
ペットショップにいる兎が脱走して今に至る…若しくは、何処かの飼い兎?と思うだろう…。
どうする?出るべきか?出ぬべきか…。
ずっとこんな狭い所に居るのは御免だけどね!そろそろ夕方か…人の姿に戻って、何処か寄ってくのもいいかもしれないな…その方が不自然に見られないだろう。
静かに人の姿へ戻り、何事も無かった様な振りをして、人混みへと紛れ消えていく。
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作者名:彌生由岐 | 作成日時:2018年4月14日 16時