THIRTY ONE ページ44
貴「ﾌﾜｧｧ…眠い〜」
Aは生徒達の就寝時間になる頃までホグワーツの美化清掃を行っていた。中々に手応えがあり足と手はボロボロだ。
貴「…?あれ、こんな時間に明かり付いてたっけ？」
Aは大広間から少し離れた教室に明かりが灯ってあるのに気がついた。
貴「…?マクゴナガル先生？どうしたんですか？」
ひょこっと中を除くとマクゴナガル先生にハリー、ロン、ハーマイオニーと何故かマルフォイが怒られていた。
ﾏｸﾞ「A、ちょうどよかったです」
貴「?…もしかして罰則のお手伝いですか？」
Aはハリー達をチラッと見るとバツが悪そうに下を向いている。ハリー達はAが怒っていると思っているようだ。
ﾏｸﾞ「えぇ、手伝ってくれますね？」
貴「はい、もちろんですよ」
Aはニコッと笑いながらハリー達の近くに向かった。マルフォイは羨ましいのかムスッとしている。
4人の処罰は禁じられた森で行うらしい。傷ついたユニコーンを見つけて治療するのが今回の初罰の仕事だ。
マ「A、寒から手を握ってやる」
マルフォイは怖いのかAの手にギュゥゥと抱きついている。ハリー達は呆気にとられながらも進んでいる。
貴「ありがとう、ドラコくん」
Aは生徒のころ何十回、いや、それ以上多く初罰で森に入ったのでもう慣れっこだ。
ﾊｰ「こんな所で抱きついたらAが転んでしまうわ、退きなさい」
マ「黙れ、Aが寒いと言っているんだ」
ハーマイオニーに注意されたが、マルフォイは退こうとはしなかった。ロンは呆れてハリーのことを見ている。
貴「ハーマイオニー、大丈夫だよ。暗いから皆、気をつけてね」
しばらく歩くとハグリッドの小屋までやってきた。今回の初罰はハグリッドも同行してくれるらしい。
ロ「Aさんは森に入ったことあるの？」
貴「うん、数え切れないほどね」
Aはニコッと笑っているが、ロンにとっては笑えなかった。
ロ「こ、怖い？」
貴「うーん、怖いと言うより不気味？」
既に怯えていたロンがもっと震え上がってしまった。Aは少し、悪いことをしてしまったなと思いロンの頭を撫でた。
貴「大丈夫、ハグリッドもいるし私もいるんだから!」
ハ「うん、大丈夫だよAさんがいるんだから」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 494人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハリーポッター」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆか(プロフ) - めっちゃいいです！セドリックすこ、、更新頑張ってください！ (2020年12月18日 23時) (
レス) id: ecbe5cb4e5 (このIDを非表示/違反報告)
羅暁改@食用風鈴(プロフ) - 唐墨さん» 頑張って考えて下さいね!いつでも待ってます!!というか全員にレスと個別でコメントしてくれるの優しい...!! (2020年12月15日 0時) (レス) id: 45d007ec88 (このIDを非表示/違反報告)
唐墨(プロフ) - セツさん» コメントありがとうございます!返信が遅くなって申し訳ありません!頑張って更新していこうと思います！ (2020年12月14日 23時) (レス) id: 34811314ee (このIDを非表示/違反報告)
唐墨(プロフ) - レナータMRさん» コメントありがとうございます!スネイプ先生はいいですよね〜。リア友はあまり分かってはくれないのです… (2020年12月14日 23時) (レス) id: 34811314ee (このIDを非表示/違反報告)
唐墨(プロフ) - らむさん» コメントありがとうございます!スネイプ先生になりました!!夢主の対応を少しづつ変えていこうと思います! (2020年12月14日 23時) (レス) id: 34811314ee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：唐墨 | 作成日時：2020年10月29日 23時
