TWO ページ3
ス「…それはそれは…」
貴「…なーんにも思ってないですよね?…それと、私を呼んだのにも用は無いんですよね?」
Aは薄々、勘づいていた。スネイプは何も用事がなくて自分のことを呼んだのではないかと。
ス「そんなことはどうでもいい…」
貴(…はぐらかした…)
Aは内心思ったが、口には出さなかった。もし、口に出したらどんな罰則が待っているのか…
貴「それじゃあ、先生…お邪魔しましたー…」
ス「待て」
部屋を出ていこうとドアを開けると簡単に閉められてしまった。Aはｷｮﾄｰﾝとした顔をしながらスネイプのことを見上げている。
ス「お前の好きな茶葉を買ってやった。」
貴「え、ありがとうございます…」
Aの目の前に勢いよくAが好きなお茶の茶葉を差し出した。
ス「…以上だ」
貴「え、あ…お邪魔しました…」
Aは放心状態のまま茶葉を貰い受け、そのまま部屋から退出した。
貴「…なんで、私の好きなお茶知ってたんだろ…」
Aは何故、スネイプが自分の好きな茶葉を知っていたのか疑問で仕方なかったが、貰えるものは貰っておくのがAの精神だ。
貴「そろそろ、準備しないとね…」
＊＊＊
貴「わぁお…やっぱり、綺麗」
新入生を歓迎するために大広間には数々の装飾品、天井には美しい空を映し出す魔法がかけられていた。
フ「Aさーん!」
Aは綺麗な装飾品に圧倒されて上を見ながら歩いていると、イタズラ好きのフレッド・ウィーズリーとジョージ・ウィーズリーがニコニコしながらやってきた。
貴「ハロー、2人とも」
ジ「Aさん、聞いてくれよ。今年は俺たちの弟が入学するんだぜ」
フレッドとジョージは肩を組みながらAに話している。2人ともとても似ている双子なので、たまにどっちがどっちなのか分からなくなってしまう時がある。
貴「2人と同じようにイタズラ好き？」
フ「あいつはイタズラは出来ないよ」
ジ「あぁ、意気地がないからな」
2人はケラケラと笑いながら弟のことをAに伝えている。すると、新入生が来る時間なのかゾロゾロと生徒たちが自身の寮のテーブルに座り始めた。
貴「2人とも、イタズラは程々にね」
2人に別れを告げたAは、一応教師なので先生方がいるテーブルに向かった。クィレルの隣に腰をかけることにしたようだ。
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ゆか(プロフ) - めっちゃいいです！セドリックすこ、、更新頑張ってください！ (2020年12月18日 23時) (
レス) id: ecbe5cb4e5 (このIDを非表示/違反報告)
羅暁改@食用風鈴(プロフ) - 唐墨さん» 頑張って考えて下さいね!いつでも待ってます!!というか全員にレスと個別でコメントしてくれるの優しい...!! (2020年12月15日 0時) (レス) id: 45d007ec88 (このIDを非表示/違反報告)
唐墨(プロフ) - セツさん» コメントありがとうございます!返信が遅くなって申し訳ありません!頑張って更新していこうと思います！ (2020年12月14日 23時) (レス) id: 34811314ee (このIDを非表示/違反報告)
唐墨(プロフ) - レナータMRさん» コメントありがとうございます!スネイプ先生はいいですよね〜。リア友はあまり分かってはくれないのです… (2020年12月14日 23時) (レス) id: 34811314ee (このIDを非表示/違反報告)
唐墨(プロフ) - らむさん» コメントありがとうございます!スネイプ先生になりました!!夢主の対応を少しづつ変えていこうと思います! (2020年12月14日 23時) (レス) id: 34811314ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唐墨 | 作成日時：2020年10月29日 23時
