NINETEEN ページ20
貴「ｳｩ…恥ずかしいんだよ…///」
Aは赤面をしながらセドリックに訴えているが、彼は一刻も早く怪我を治して欲しい一心なのか全く折れない。
セ「僕以外に誰もいませんから」
貴「わ、わかった!///わかったから!///」
折れた方はAだった。人がいない間に食べないといけないので仕方なくセドリックに応じた。
セ「…」ﾌｰﾌｰ
Aが火傷をしないようにフォークで刺したボイルの魚をﾌｰﾌｰと冷ましてくれている。年下のセドリックだが、これには不覚にもｷｭﾝっときてしまったようだ。
貴(…優しいな…)
セ「大丈夫かな…はい、あーん」
Aは大人しく口を開けるとセドリックがフォークで刺した魚を優しく口の中に入れてきた。
貴「ん、美味しい」
セ「よかった」
セドリックは美味しそうに食べているAにホッとしたようだ。
貴「授業大丈夫？」
もう少しで午後の授業が始まる時間だ。そろそろセドリックと戻らないと授業に遅刻してしまう。
セ「次の授業は休むことにしました」
貴「!?えぇ!?次の授業何?」
セドリックはAに食事をさせるべく自分が出るための授業を休んだ。サボったりしないセドリックはハッフルパフの優等生だ。
セ「魔法薬学ですよ」
貴「…終わった…」
Aは生気を吸い取られた人間のように魂が抜けきってしまった。セドリックはとてもいい生徒だ。絶対に要件を言ってから授業を休む。
セ「？」
貴「大丈夫、大丈夫!」ｱﾊﾊ
死んだ魚の目をしていたAを心配してセドリックはAを顔を覗き込んだ。
セ「ハイ、最後の一口」
貴「…ありがとうございました!」
Aはセドリックに食事を手伝ってもらいながらもなんとか完食をした。
セ「いっぱい食べればすぐ元気になりますから」
貴「病人扱いしないの」
Aは頬をプクーっと膨らませながらセドリックを睨んでいるが、彼には何のダメージすらならない。
セ「Aさんはいい子で食事してましたって、マダム・ポンフリーに報告してきます」
セドリックはAが食べ終えた食事の食器を持ってマダム・ポンフリーの所に報告に行くと言っている。大人しくしていれば後1〜2日でここから出られらはずだ。
貴「うん、ありがとね」
セ「お大事に、Aさん」
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ゆか(プロフ) - めっちゃいいです！セドリックすこ、、更新頑張ってください！ (2020年12月18日 23時) (
レス) id: ecbe5cb4e5 (このIDを非表示/違反報告)
羅暁改@食用風鈴(プロフ) - 唐墨さん» 頑張って考えて下さいね!いつでも待ってます!!というか全員にレスと個別でコメントしてくれるの優しい...!! (2020年12月15日 0時) (レス) id: 45d007ec88 (このIDを非表示/違反報告)
唐墨(プロフ) - セツさん» コメントありがとうございます!返信が遅くなって申し訳ありません!頑張って更新していこうと思います！ (2020年12月14日 23時) (レス) id: 34811314ee (このIDを非表示/違反報告)
唐墨(プロフ) - レナータMRさん» コメントありがとうございます!スネイプ先生はいいですよね〜。リア友はあまり分かってはくれないのです… (2020年12月14日 23時) (レス) id: 34811314ee (このIDを非表示/違反報告)
唐墨(プロフ) - らむさん» コメントありがとうございます!スネイプ先生になりました!!夢主の対応を少しづつ変えていこうと思います! (2020年12月14日 23時) (レス) id: 34811314ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唐墨 | 作成日時：2020年10月29日 23時
