普通になりたいだけなんです!!2章【ワンパンマン】 (ページ27)

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非日常《1》ページ27

貴「あ、あの…これはどういうことでしょうか…」

ゾ「ん？…デート」

ア「ふざけるな、斬るぞ」

今、私はアトミックさんとゾンビマンさんと一緒に何故か買い物をしている。何故こうなったかというと…

少し時間を巻き戻さないといけない。

＊＊＊

貴「アトミックさんと出かけられるなんて夢みたいです」

アトミックさんのヒーローのお仕事が休みの日に2人で買い物に出かける事が出来た。夢みたい…

ア「夢じゃねぇよ…ほら、いてぇだろ？」

そう言うとアトミックさんは私のほっぺたをフニフニと引っ張る。

貴「ふめしゃないすぇす(夢じゃないです)」

ア「大福みてぇ…」ﾓﾁﾓﾁ

ぷにぷにとほっぺたを触ることを止めないアトミックさん。私のほっぺたが小太りおじいさんみたいになっちゃう

ゾ「？…!A！」

歩いていると後ろから私の名前を呼ぶ声が聞こえた。アトミックさんと同時に振り向くとゾンビマンさんが私達の所に走ってやってきた

ゾ「よっ」

貴「こんにちは、ゾンビマンさん。お仕事ですか？」

ゾ「今は、パトロール中だけど…A見つけたから走ってやってきた」

パトロール中ならちゃんとやらないとダメですよ？…ん？なぜか殺気を感じる…

ア「嬢ちゃんは今、忙しいんだ…」

アトミックさんがただならぬ殺気を出している。こ、怖いですよー？

ゾ「忙しいねぇ…たくっ、独占欲の強い騎士様はめんどくせぇなー」

ゾンビマンさんは殺気を出しているアトミックさんを逆撫でするような発言した。貴方死ぬ気ですか!?←

ア「あ"ぁ?」

こ、これじゃあ楽しい買い物の筈が血塗られた買い物になってしまう！

貴「ア、アトミックさん!!怒っちゃダメです！」

ア「…分かった」

私が言うとアトミックさん怒るのをやめてくれたけどゾンビマンさんはニヤニヤとしている。

ゾ「お前、Aには弱いんだな」

ア「黙れ、切り刻まれてぇのか」

2人からとてつもない殺気が流れている。周りの人ですら感じ取ってますよ!!

貴「な、仲良くしましょう？ね？」

2人の間になんとか入った私は喧嘩を止めようと頑張った。や、やめてくれるかな…

ア「コイツとは仲良く出来ねぇな」

ゾ「奇遇だな。俺も同意見だ」

こ、これって結構まずいんじゃ…2人とも臨戦態勢とってるし何より殺気がすごい…間にいる私の身にもなってください!!