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．
ラウールside

｢まだ～？｣

亮｢今雲がかかってて、もう少ししたら出てくるはずだから｣

星を見たくて、ずっと楽しみにしてたのに
この時に限って雲が出てきてしまった

結局僕達がバルコニーに向かったのはみんなの部屋の電気が消えた頃だった

｢僕達悪い子だねっ笑｣

亮｢だね笑｣

星見えるかな～と楽しみにして外に出ると

｢あれ？｣

亮｢…蓮？｣

既に1人先客がいた

蓮｢あ、寝れなくて。｣

｢蓮くんも悪い子？笑｣

蓮｢なに？笑｣

そのまま3人で星を眺めたり、普通の話をしたりして
時間が経った

｢あの星は？なんて言うの？｣

亮｢あれはね～その隣の星と上の星とを繋げて、｣

バタン

その音で僕達の視線が星から音のなった方へと移った

｢蓮っ……くん？｣

蓮｢…はぁ、、はぁはぁ…｣

亮｢蓮、！
ラウール、離れてていいから｣

すぐに亮平くんは動き出す

亮｢脈飛んでるな、、｣

｢蓮くん、蓮くん…ぃやっ、はぁ…はぁ｣

亮｢ラウール！大丈夫だから｣

何でこうなるんだろう。蓮くんを助けたいのに

でも怖くって、、

離れてていいと言われてもその場から動くことはできなかった