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蓮side

どうせ治ることないがないのなら、

生きることを諦めようかと思った

この気持ちを打ち明けても隠しても

生きることが辛いから

今の弱い俺は逃げてしまった

康｢兄ちゃんの、弟に生まれてきてくれてありがとう｣

なんで、そんなこと言うの…

こんなに弱い俺なのに

康｢俺をお兄ちゃんにしてくれてありがとう｣

康二くんはそう言って俺に泣きながら笑いかけた

｢………っ、康二、くん、、、｣

康｢泣いてええんやで、｣

泣くと苦しくなるよと言われてきたからか
素直に泣くことが出来なくなっていた俺

でも今日だけはとめどなく涙が溢れた

どれだけ服を濡らしても、康二くんは抱きしめたまま
俺を離さなかった

｢……ありがとう、｣

康｢我慢せんでええから、な？
俺が蓮きゅんの痛みを変わってあげることはできひんけど、一緒に戦いたい

大好きな家族やから｣

｢……嬉しい、、です。｣

康｢あははは笑
なにそれ、笑｣

｢あ、でもラウールにだけはこのこと秘密にして欲しい。また、自分のこと責めるから｣

康｢わかったよ、さっ！帰ろ！｣

忘れてた！と康二くんは照くんと翔太くんにも連絡を入れて

2人で家に帰った

1度頭によぎった生きることを諦めたい気持ち

このことを皆に伝えることは出来なかったけど

決めた。もう考えないし、考えたことを誰にも言わない

｢ただいま｣

康｢たっだいまー！！｣

ラ｢蓮くん！！！！｣

｢お、笑
ごめんね、ただいま｣

ラ｢おかえりなさい｣

ただただ思いが溢れてくる

でもそれは最初の時とは違う

．

．

．

｢ありがとう｣

〈fin〉
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久しぶりのリクエストでは無いお話を書いてみました！
最近上手くお話に入れられなかっためめこじ
そちらをメインにしてみました＾＾
次回からはまたリクエストに戻ります。お付き合いありがとうございました！