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○11 ページ11


照side




「まだ繋がんない、」


亮「照、水持ってたよね
貰うねこれ」






エレベーターはまだ動かない





亮平はラウールの処置に動き、俺は非常用ボタンと格闘中





亮「水飲んだらちょっと楽になるから飲もう?」





そう言ってラウールの口へそっと水を運んでいた






ラ「げほげほっ、ごめんなさいっ…ひゅー」


亮「喋らなくて大丈夫だよ」


ラ「はぁはぁ、僕の…せいっ、はぁはぁ」


「ラウールは何も悪くない、心配すんな」


ラ「げほっ、ひゅー!はぁはぁっ、、」







まだラウールは意識はある、早く動いてくれ






すると非常用ボタンがやっと通じ外部と連絡を取ることが出来た







しかし、早く助けが来ても後20分はかかるらしい






亮「すみません、エレベーター内で喘息発作の患者が1名います。
救急車の手配お願いできますか?」






管理会社の人も焦ったように対応をしてくれてる








救助まで後10分ほどとなった時、ラウールに限界がやってくる







亮「そろそろ危ないかもっ、」


「え、?」


亮「さっきから呼びかけても反応お落ちてきてて」


「ラウール?わかる?」


ラ「……んっ、ひゅー、、」





どうしよ、、

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作者名:R | 作成日時:2020年5月11日 19時

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