〈9〉＋2 (ページ36)

今日:13 hit、昨日:56 hit、合計:325,221 hit

○36 ページ36

．
照side

翔｢ああ、もう好きにしろよ
辰哉がどうなろうと俺には関係ないから｣

涼｢翔太、その言い方ないんじゃない｣

翔｢涼太も辰哉の味方するんだ｣

涼｢味方とかそんなんじゃないでしょ、！｣

ラ｢ひくっ、えーーん｣

普段喧嘩なんてしない家族が大声で怒鳴りあって
怖くて泣き出すラウール

翔太と辰哉は目の前で言い合って、喧嘩してて

涼太はラウールを抱きかかえて慰める

亮平は帰ってきてないけど、風呂に入ってた大介も声に気づいてか戸惑った顔をしてリビングに来た

俺は、何もできずにそれを眺めてた

翔｢ちっ、、目障りなんだよ
さっさと戻れよ！｣

そう言うとソファーに座ってた辰哉を軽く押し飛ばした

｢翔太！いい加減にしろって
辰哉、大丈夫？｣

辰｢もういいから、俺部屋戻るわ｣

ふと立ち上がった辰哉はそのまま動きを止める

涼｢辰哉？｣

｢どうした…？｣

次の瞬間、グラりと体が傾いた