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亮平side
ありがたく仕事を早く終わらせて、家に帰った
でも部屋に入るとびっくり
だって寝てるはずの人が、康二に支えられながらベットに腰かけてパソコン開いてるんだもん
「え?寝てないの?」
康「亮平くん〜〜〜〜」
目を潤ませた康二が助けてくれと言わんばかりに
俺の名前を呼んだ
話を一通り聞いて、蓮を説得しようとした
「蓮、今やるのは課題じゃないよね?
体治すことが1番だよ?」
蓮「頑張らせてよっ…」
康「蓮、きゅん、、?」
蓮「せっかく、みんなとっ同じ様に、
学校行って…ってしてるのに……」
「でも、」
蓮「みんなの普通は…俺の普通じゃ、ないっから…」
【だから、頑張らせてよ】
久しぶりに聞いた蓮の本音
普段は本心隠して、辛いこともなんでも我慢しちゃうような子だから
「もう、しょうがないな…
ほんとに俺がダメって思ったら止めるからね?」
蓮「へへ、さんきゅ」
困った顔の康二が俺にアイコンタクトを取ってくる
でも、それに対して俺も困った顔で返事
ほんとに……うちの子は困ったちゃんだよ笑
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作者名:R | 作成日時:2020年4月27日 20時