検索窓
今日:40 hit、昨日:30 hit、合計:422,015 hit

○12 ページ12


蓮side




夜、寝付けなくてちょっと起き上がろうとすると





「いってえ…………」




体が痛む






ガラガラ





北斗先生、?





ラ「来ちゃった」


「ラウ!?!?!?」


ラ「しー!!」





なんでいんだよ






ラ「久々に蓮くんの顔みたくて笑」


「お前バレたらどうすんの」


ラ「何とかなるでしょ〜笑」






へらへらと笑うラウ






「体は?痛む?」


ラ「んん、大丈夫
蓮くんこそ」





ラウールはそう言って俺の服をそっとめくる





そこには痛々しく広がる痣がいくつもあった






「大丈夫だから、」




ラウの手をそっとどかして服を元に戻す





ラ「ごめんね……蓮くん痛かったよね」





俺が倒れた後、ラウも発作で倒れたことを俺は北斗先生から聞いていた






「ラウールからのごめんね、聞き飽きちゃったよ笑
どっちも痛かった、それでいいじゃん笑

見ての通り、俺今ピンピンしてんだからさ」





見るからにしょんぼりしてる






「あ!ラウール明後日退院なんでしょ?
聞いたぞ〜次来る時は漫画死ぬほど持ってきてね」



ラ「…………うん、笑」



「ほら!早く戻んないと、バレちゃうから」



ラ「分かった。最後にいい?」



「ははっ笑
いいよ、おいでっ」







自分から腕を広げて寄ってきたラウが可愛すぎて思わず変な声が出た






でも、伸びてきた腕に痣が広がっているのが見える
こいつも無理してんじゃん






ラ「蓮くん…大好き、」


「ん〜、俺も」


ラ「じゃあ、行くね。またね」


「バレねえように帰れよ笑
またな」




ラウールがちゃんと出ていったのを見送った

○13→←○11



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (363 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
919人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , 家族 , 病系
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:R | 作成日時:2020年4月27日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。