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蓮side
次の日になっても相変わらずラウの体調は良くならなかった
大「この前病院行ったんだよね?」
照「薬も出してもらったし、その時はケロッとしてたんだけど今はあんまりだね」
涼「どうする?また連れてく?」
辰「とりあえず今日まで様子見てみよう」
ラウール抜きの朝食で繰り広げられる会話
辰「今日は、誰家にいるの?」
「俺全休だからいるよ」
康「俺あかんねんな〜今日は」
大「俺も」
照「俺も無理」
翔「俺も仕事だよ」
辰「俺と涼太も主張店舗で
今日は離れた所でお店なんだよね…」
みんなの目線が一斉に俺に刺さる
「……え、?」
康「蓮きゅん、1人は怖くない?」
涼「蓮に何かあったら怖いしね」
そう、実は朝から胸が疼いてる
ラウールがこんな状況、しかも家には俺しかいないって言い出せねえし
照「あ、でも亮平昼には帰ってくるじゃん」
あ〜とみんながわかりやすく納得して
今から昼間での間なら大丈夫でしょと結局2人きりになった
でも1人、厄介なのがいるんだよな
康「………ほんまに蓮きゅん、大丈夫?」
「大丈夫だって笑
俺そんなガキじゃないよ?」
康「ん、でも康ちゃん心配
やっぱ一緒におろうか?」
「まじキモイから、大丈夫」
この人分かってんだよ、多分
そっと俺の胸に手を当てて
康「皆に内緒にしといたるから、薬飲まなあかんで
何かあったら言ってや」
「………っ、わかったから、」
康二くんは、俺のストーカーなだけある
誰にも見られないように薬を口に入れた
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作者名:R | 作成日時:2020年4月27日 20時