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．
康二side
｢ただいまー｣
ん！？この匂いは……
｢！！！！！蓮きゅん！！！！！！！｣
蓮｢ん？あ、康二くん
おかえり〜｣
照くんのしっぽ生えてんぞ
なんて言葉は無視して、俺は蓮きゅんの元へ一目散に駆け出した
蓮｢なに、笑｣
｢蓮きゅん、会いたかったぞぉ
康二、寂しかったよぉ｣
蓮｢キモイから笑｣
これが俺らの普通
蓮きゅんにキモがられるのも普通
ちょっと、悲しいんやけどね笑
翔｢蓮〜、風呂入れるよ｣
｢うん、入ろっかな｣
翔｢脱衣所もあっためてあるから
飲み物、なんか飲んだ？｣
｢さっき飲んだから大丈夫｣
蓮きゅんはお風呂の前にしとかなあかんことがいっぱいある
正直ルールもわかってて慣れとるとはいえ
病み上がりで一人で入らせるのも怖い
｢俺も一緒に入っちゃおうかな｣
蓮｢え〜、康二くん？襲わない？笑｣
｢あほ！笑
弟襲う奴がどこにおんねん笑｣
蓮｢ラウと亮平くん勉強してるんだよね？｣
｢そんなに嫌なんかい！！！｣
しょうがないな〜康二くんで我慢するよなんて
ませたこと言っちゃって笑
まあ、自分で誰かの力を借りなきゃとは思ってたんやろうけど
お風呂の時間やら、温度やら、何もかも決められてるのは本人にとっても辛いと思う
けどそんな素振り見せへんねん。全く
蓮｢ねえ、早く入ろ？着替え持ってきて？｣
｢しゃあなしやで！！！｣
俺は蓮きゅんの部屋へ走っていく
今日も無事一日が終わる
明日も、無事に家族みんな元気でいられますように
〈fin〉
．
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作者名：R
| 作成日時：2020年4月25日 14時
