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照史side

淳太くんから1回起きたって連絡をもらってたんやけど、俺が忙しくってお見舞いに行けず…

やっと来れた日は入院から丸3日経ってた

それやのに、1回起きたっきりでAは眠り続けとるらしい

これには家族も心配

主治医の忠義先生いわく

発作時に低酸素状態が続いたから

低酸素脳症？ってのになってるらしい

でもAの症状は全然軽いやつらしいから

問題もないし、酸素投与してればもうすぐ目が覚めるやろうって

ほんまに良かった

俺が病室に入ってもいつもの声は返ってこん

ただ、見つめてるだけ、それだけで時間が経っていた事に気づかなかった

コンコン

照「はい」

忠「おう！お久しぶりやな！？」

照「先生！お久しぶり～」

忠「元気にしてたか？笑

お前達のお姫様全然検診来おへんやないか笑」

照「ごめんな？行くように言ってたんやけど」

忠「今回はもう心配せんでええよ、

Aも頑張ってくれてし」

照「ほんまに、毎回毎回ありがとう」

忠「ええんよ、」

忠義先生はAの周りの機会をチェックして、点滴やら尿パックやら確認してた

忠「今な一応検査ってことで24時間記録する心電図っての付けてるんやけど気にせんでな」

照「おん」

なんか胸らへんやら鎖骨らへんから色んなテープが出てて

枕元で機会がピコピコなってたから気になっててん笑

やっとの事で来られたからには最後までおってやろうって決めてた

今日も目を覚ますことなかったな

照「おーい、お寝坊さん

淳太くん１週間で退院できるって言ってたんやで？

そろそろ起きな間に合わんよ？」

マスクが定期的に曇るだけで何も変わらない

照「ほな、あっくん行くよ？

またな」

ふわふわの髪を優しく撫でて

病室をあとにした

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赤色のお星様

ありがとうございます、涙