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#33 ページ33

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崇裕side





淳太とAが病院へ行ってから数時間後






やっとの事でLINEが届いた





淳《もしかしたら、このまま起きひんかもしれへん》





たったそれだけ






崇《どういうことやねん、それ》


淳《前からそうやったけどそろそろ限界きてんねん》







限界って……そんなん急すぎる








皆になんて伝えればええんやろ、







ただそれだけを考えてたら







ガチャ





照「崇裕、淳太くんから連絡きた?」







崇裕?って返事を返さない俺を見てすぐ分かったみたい







昔っからやねんな〜







こうやって空気を察するのが上手いの






照「A良くないん?」


崇「このまま目覚まさへんかもってさ」


照「えっ?」






さすがの照史も動揺しとったのを今でも覚えとる







崇「チビ達になんて言おっかな〜」


照「どうせ隠されへんやろ、淳太くんも崇裕も嘘下手やもん笑」






その後すぐに家族会議を開いて状況を説明した







大「嘘やろ?ドッキリとかやんなこれ」

望「目覚まさへんって嘘やろ?」

智「もう話もできひんかもってこと?」

流「この前まであんなに笑って喋ってたんやで?」







皆の気持ちが痛いほど突き刺さった






でも結局明日の朝イチに面会に行くのは俺と照史になって







チビ達は生きてる心地がしないかのように抜け殻状態






崇「大丈夫!Aなら絶対復活する!帰ってくるよ」







みんなに明るく伝えるように頑張ってみる






だけどそれは自分を励ましてしかなかったのかもしれない

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作者名:R | 作成日時:2018年12月30日 18時

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