真冬の桜Ⅴ (ページ15)

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｢じゃあ、吐き気とかそういうのじゃなさそ？｣

佐｢うん、、｣

涼｢なんか変な感じするってことでしょ？
もやもやとか、そんな感じの｣

佐｢それ、、そんな感じで、｣

どうしよ、とみんながその場で固まる

照｢とりあえず、部屋戻ろ。
目黒と康二、先生のとこ先言って話しててくんない？｣

目｢了解っす｣

康｢わかった｣

照の指示でまたみんなが動き出す

心配だったけど部屋までは特に悪化する訳でもなく
そのままの状態だった

『佐久間くん、こっちのベッドおいで』

めめと康二のおかげで先生にも話がついてて
すんなり見てもらえそう

翔｢ラウ、戻ろ｣

ラ｢うん、、。佐久間くん大丈夫かな｣

翔｢おじちゃんいっから、大丈夫だろ｣

そんな会話をしながら
翔太はきっと俺が佐久間のそばに居ることを察して
ラウールと一緒に部屋に戻っていった

そしたら周りのメンバーも
ぞろぞろと戻っていく

そしてその場に残ったのは
俺と、阿部ちゃんだけだった